マリオス・ジョルジオウ - 2018年地中海競技大会:個人総合の演技

GEORGIOU Marios (CYP)
2018 Mediterranean Games Tarragona (ESP) AA


地中海競技大会は、おおむね4年ごとに地中海沿岸諸国が参加して行われる総合競技大会で、2018年はスペインのタラゴナで開催されました。少し時間が経ってしまいましたが、個人総合で優勝したマリオス・ジョルジオウ(キプロス)の演技を見ていきましょう。

#1 ゆか FX


1.後方かかえ込み2回宙返り2回ひねりDouble Back 2/1EIII
2.前方伸身宙返りFront LayBII
3.~前方伸身宙返り2回ひねり+ Front Lay 2/1DII(CV:0.1)
4.後方伸身宙返り5/2ひねりBack Lay 5/2DIII
5.~前方伸身宙返りひねり+ Front Lay 1/2BII(CV:0.1)
6.開脚座から力十字倒立Split Press to Japanese HdstCI
7.後方伸身宙返り2回ひねりBack Lay 2/1CIII
8.前方伸身宙返り1回ひねりFront Lay 1/1CII
9.~前方伸身宙返り3/2ひねり+ Front Lay 3/2CII
10.後方伸身宙返り3回ひねりBack Lay 3/1DIII

D:5.5
E:8.450
Score:13.950

最初の新月面はラインギリギリで踏みとどまる。以後はひねり系主体の構成。着地をおおむねまとめる。


#2 あん馬 PH


1.逆交差倒立Back Scissor to HdstDI
2.横向き旋回CircleAII
3.Eフロップ4 FlopsEII
4.把手上下向き転向CzechkehrBII
5.Dコンバイン2 Flops + R180DII
6.馬端馬背ロシアン1080°転向Leather Russian 1080DII
7.マジャールMagyarDIII
8.シバドSivadoDIII
9.トン・フェイTong FeiDIII
10.一把手上縦向き旋回倒立450°ひねり3/3移動下りP Loop to Hdst Travel 3/3 450EIV

D:5.7
E:8.950
Score:14.650

安定した旋回とまでは言い難いが、大きなミスはなく演技を通し切る。最後もE難度でしっかり下りた。


#3 つり輪 SR


1.アザリアンBack Roll to CrossDII
2.後ろ振り上がり開脚上水平支持Back Uprise to Strd PlancheCIII
3.ほん転逆上がり倒立Felge to HdstCI
4.後ろ振り上がり倒立Back Uprise to HdstCI
5.屈身ヤマワキYamawaki PkDI
6.ヤマワキYamawakiCI
7.脚前挙支持L-SitAII
8.伸腕屈身力倒立Pike Press to HdstBII
9.後方車輪倒立経過Back Giant thru HdstBI
10.後方かかえ込み2回宙返り2回ひねり下りDouble Back 2/1EIV

D:5.0
E:8.750
Score:13.750

Dスコアは5.0と高くはないが、実施はまとめる。新月面の着地も踏みとどまった。


#4 跳馬 VT


DEPenScore
アカピアンKasamatsu Lay 1/14.89.40014.200

跳馬はアカピアン。着手姿勢や空中姿勢も良好で、着地も跳ねる程度に留めて高いEスコアを出す。


#5 平行棒 PB


1.棒下振り出し腕支持Drop CastAIII
後ろ振り上がり前方屈身宙返り支持〈失敗〉Back Uprise Front Pk to Sup
2.棒下宙返りひねり倒立Basket 1/2 to HdstEIII
3.棒下宙返り倒立Basket to HdstDIII
4.後方車輪倒立Back Giant to HdstCIII
5.ディアミドフDiamidovCI
6.後方棒上宙返り倒立Back Toss to HdstCI
7.前振りひねり倒立Stützkehr to HdstCI
8.ヒーリーHealyDI
9.後ろ振り倒立Back Swing to HdstAI
10.前方かかえ込み2回宙返りひねり下りDouble Front 1/2FIV

D:5.3
E:8.350
Score:13.650

得意種目だがここでは構成を抑えている。入り技のいわゆるホンマは上手く支持ができず不認定か。ディアミドフでも乱れが出てしまった。着地は止める。


#6 鉄棒 HB


1.懸垂振り出し倒立StemAIII
2.後ろ振り上がり倒立Back UpriseAI
3.アドラーひねりJam 1/2DIII
4.カッシーナCassinaGII
5.伸身コバチKovacs LayEII
6.後方とび車輪1回ひねりHop 1/1CI
7.エンドーEndoBIII
8.エンドーひねりEndo 1/2BIII
9.シュタルダーStalderBIII
10.後方伸身2回宙返り1回ひねり下りDouble Back Lay 1/1DIV

D:5.1
E:8.750
Score:13.850

鉄棒も得意種目だが、こちらも構成はかなり抑え気味。後半はバー上の技を小気味よく連続していく。着地は少し跳ねる程度におさめる。

Total Score:84.050 (Total D:31.4)
Rank:1st



元々難度よりも実施優先の選手ですが、この個人総合ではさらに難度を抑えています。合計Dスコアは31点台で世界トップクラスのオールラウンダーには遠く及びません。それでも、持ち前の実施で高いEスコアを出し、合計スコアを84点台まで積み上げました。

平行棒ではミスもありながらこのスコア。また、難度も得意種目ではもう少し高いものを持っています。すべてが上手くはまればさらに面白い結果を生み出すことができそうです。

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