オレグ・ベルニャイエフ - 2017年ユニバーシアード:個人総合の演技

VERNIAIEV Oleg (UKR)
2017 Universiades Taipei (TPE) AA


2017年台北ユニバーシアードの個人総合はオレグ・ベルニャイエフ(ウクライナ)が優勝。とんでもない得点が出ています。

DスコアとEスコアの内訳が判っていません。よってDスコアは手元の計算による非公式、Eスコアは決定点からの逆算となっています。ご注意ください。

#1 ゆか FX


1.後方伸身宙返り7/2ひねりBack Lay 7/2EIII
2.~前方かかえ込み宙返りひねり+ Front 1/2AII
3.後方伸身宙返り5/2ひねりBack Lay 5/2DIII
4.~前方伸身宙返り2回ひねり+ Front Lay 2/1DII(CV:0.2)
5.後方かかえ込み2回宙返り2回ひねりDouble Back 2/1EIII
6.前方伸身宙返り5/2ひねりFront Lay 5/2EII
7.シュピンデル・ゴゴラーゼ1/1 Spindle to GogoladzeDI
8.ゴゴラーゼGogoladzeCI
9.力十字倒立Press to Japanese HdstBI
10.後方伸身宙返り3回ひねりBack Lay 3/1DIII

D:5.9
E:8.450
Score:14.350

予選兼団体決勝ではDスコア6.2で、最初のタンブリングが後方7/2~前方1回のE+C(CV:0.1)だったと思われる。ヨーロッパ選手権とほぼ同じ構成だが、フィニッシュ前の後方2回の替わりにゴゴラーゼを入れている。どちらもC難度なのでこれによるDスコアの変化はない。新月面や前方5/2の着地は大きく動くが全体として演技をまとめる。


#2 あん馬 PH


1.正交差倒立Front Scissor to HdstDI
2.ショーンSohnEII
3.一把手上縦向き旋回倒立1回ひねり3/3移動下ろして開脚支持P Loop to Hdst 3/3 360 Lower to SupEII
4.Eコンバイン2 Flops + R360EII
5.Eフロップ4 FlopsEII
6.ウ・グォニアンRussian Travel 3/3 720EIII
7.馬端馬背ロシアン1080°転向Leather Russian 1080DII
8.マジャールMagyarDIII
9.シバドSivadoDIII
10.一把手上縦向き旋回倒立3/3移動下りP Loop to Hdst Travel 3/3DIV

D:6.5
E:8.300
Score:14.800

今大会から新たにショーンを取り入れている。あん部ロシアン転向1080°(E)の替わりに入れているため、Dスコアはアメリカンカップで出した6.5と同じ。倒立技では少し停滞したが、失敗の多いフロップ技を乗り切って演技を通す。


#3 つり輪 SR


1.後方伸腕伸身逆上がり中水平支持Back Roll to MalteseFII
2.後ろ振り上がり中水平支持Back Uprise to MalteseEIII
3.ナカヤマBack Lever to CrossDII
4.ヤマワキYamawakiCI
5.屈身ヤマワキYamawaki PkDI
6.ホンマ十字懸垂Whippet to CrossDIII
7.後ろ振り上がり開脚上水平支持Back Uprise to Strd PlancheCIII
8.ほん転逆上がり倒立Felge to HdstCI
9.後ろ振り上がり倒立Back Uprise to HdstCI
10.後方かかえ込み2回宙返り2回ひねり下りDouble Back 2/1EIV

D:6.0
E:9.000
Score:15.000

上水平を開脚にしたヨーロッパ選手権と同じ構成。安定した演技で着地もわずかに跳ねる程度にまとめて15点台を出す。


#4 跳馬 VT


DEPenScore
ドラグレスクHdsp Double Front 1/25.69.05014.650

着地でバランスを崩したようになり後ろに1歩踏み出してしまったが、得点はそれほど悪くない。


#5 平行棒 PB


1.後ろ振り上がり前方屈身宙返り支持Back Uprise Front Pk to SupDII
2.棒下宙返りひねり倒立Basket 1/2 to HdstEIII
3.シャルロBasket to 1 Rail HdstEIII
4.単棒ヒーリー1 Rail HealyEI
5.チッペルトTippeltDIII
6.バブサーBhavsarEIII
7.ヒーリーHealyDI
8.ピータースBack Toss 1/4 to HdstDI
9.前振りひねり倒立Stützkehr to HdstCI
10.前方かかえ込み2回宙返りひねり下りDouble Front 1/2FIV

D:6.5
E:8.950
Score:15.450

予選兼団体決勝でマクーツ(E)に失敗したため、個人総合では抜いてきた。Dスコア6.7のフル構成はなかなか出すことができないが、これでも十分に高い構成で15.450という高得点を出す。


#6 鉄棒 HB


1.ムニョス/ポッツォMunoz - PozzoEII
2.アドラーひねりJam 1/2DIII
3.リンチLynchDII
4.アドラー1回ひねり片逆手Jam 1/1 to MGDIII
5.ヤマワキYamawakiDII
6.後方とび車輪1回ひねりHop 1/1CI
7.エンドー1回ひねり大逆手Endo 1/1 to ElDIII
8.エンドーEndoBIII
9.エンドーひねりEndo 1/2BIII
10.後方伸身2回宙返り2回ひねり下りDouble Back Lay 2/1EIV

D:5.7
E:8.350
Score:14.050

ヨーロッパ選手権と同じ構成。これくらいの構成が安定するということか。大きなミスなく演技を通し、満足そうな表情を見せる。

Total Score:88.300 (Total D:36.2)
Rank:1st



全体としてヨーロッパ選手権とほぼ同じ構成で、実施の安定感も増しています。10月の世界選手権もほぼこの構成を踏襲したものとなるのではないでしょうか。予定していたゆかの連続技と平行棒のマクーツが決まれば合計Dスコアは36.7にまで上がることになります。

合計点はなんと88.300というハイスコア。2017年のルール改訂後、あらゆる大会を通じて最高点でしょう。2位の野々村笙吾には2.250もの大差を付けています。予選兼団体決勝でも87.150を出しており、今大会はたいへんな好調ぶりをアピールすることになりました。また、2015年クァンジュユニバーシアード続く大会2連覇も達成しています。

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