新しく名前が付いた技(ケイハ2)

New Named Elements (Keikha 2)


FIG公式サイトであん馬の新技にケイハ2の名前が付いたことが公表されました。その技とは「両把手を挟んで横向き旋回ひねり」で、発表者はサイードレザ・ケイハ(イラン)。5月にアゼルバイジャンのバクーで開催されたイスラム諸国連合競技大会で発表されたとのことです。

しかし、この技は3月に開催されたワールドカップで、同じケイハ選手が発表し名前が付いた「両把手を挟んで横向き旋回1回ひねり」のひねりを半分にしただけの技です。C難度で認定されることについては妥当と考えますが、名前まで付いてしまうのはちょっとどうなのかという気がします。

過去の事例になりますが、2013年の世界選手権に際し、すでに「DSA倒立3/3部分移動1回ひねり、下ろして開脚旋回」にブスナリの名前が付いていたアルベルト・ブスナリ(イタリア)が「DSA倒立1回ひねり、下ろして開脚旋回」を新技申請しましたが、「既存の技の低難度のバリエーションには名前は与えられない」と判断されたということがありました。

ブスナリのような旋回倒立技は難度格上げのルールが採点規則に明記されており、今回のケイハ2とは事情が異なる面もあるかもしれません。また、そもそも1/2ひねり→1回ひねりの順に発表されていれば何の問題もなかったのか、という見方もあるとは思います。しかし、これで名前が付くのならベルキの1/2ひねりでも、ヤマムロ腕支持でも何でも発表してしまえばいいということになりはしないでしょうか。今回のFIGの判断にはちょっと疑問を抱かざるを得ません。

ケイハ2 発表者:KEIKHA Saeedreza (IRI)
・両把手を挟んで横向き旋回ひねり
・C難度(グループII)
・2017年イスラム諸国連合競技大会で発表

SR_trippleBackP-medium.jpg

"新しく名前が付いた技(ケイハ2)"へのコメントを書く

お名前:[必須入力]
メールアドレス:
ホームページアドレス:
コメント:[必須入力]