2025年ワールドチャレンジカップ・パリ大会:種目別ゆかの演技

2025 World Challenge Cup Paris (FRA) EF FX


例年大きな盛り上がりを見せ、世界選手権の前哨戦とも言えるワールドチャレンジカップ・パリ大会(フランス国際)。今週はこのパリ大会の上位選手と日本人選手の演技を見ていきたいと思います。まずはゆかです。

DOLGOPYAT Artem (ISR)


1.後方伸身2回宙返り2回ひねりDouble Back Lay 2/1GIII
2.前方伸身宙返り1回ひねりFront Lay 1/1CIV
3.~前方屈身2回宙返り+ Double Front PkEII(CV:0.1)
4.後方かかえ込み2回宙返り2回ひねりDouble Back 2/1EIII
5.後方伸身宙返り5/2ひねりBack Lay 5/2DIV
6.~前方かかえ込み2回宙返り+ Double FrontDII(CV:0.2)
7.フェドルチェンコFedorchenkoCI
8.後ろとびひねり前方かかえ込み2回宙返りひねりArabian Double 1/2DIII

D:5.8
E:8.666
Score:14.466

種目別ワールドカップ・オシエク大会ヨーロッパ選手権と同じ構成だが、今般の通達を受けて鹿ジャンプ1回ひねり(A)を入れており、苦手なバランス(A)はオミットしている。サイドラインの新月面の着地を止めるが、後方5/2~前方ダブルは大きく弾かれる。終末技の着地はわずかに動く。


SHARAMKOU Yahor (AIN)


1.前方伸身宙返り2回ひねりFront Lay 2/1DIV
2.~前方かかえ込み2回宙返り+ Double FrontDII(CV:0.2)
3.後方伸身2回宙返り2回ひねりDouble Back Lay 2/1GIII
4.テンポ宙返りWhip BackBIII
5.~後方伸身宙返り5/2ひねり+ Back Lay 5/2DIV(CV:0.1)
6.後方伸身2回宙返り1回ひねりDouble Back Lay 1/1FIII
7.フェドルチェンコFedorchenkoCI
8.後方かかえ込み2回宙返り2回ひねりDouble Back 2/1EIII

D:5.8
E:8.400
Score:14.200

種目別ワールドカップ・バクー大会と同じ構成だが、1本目と2本目のタンブリングの順番が入れ替わっている。終末技前にバランスを入れているが、あまりいい出来ではない。終末技は両足1歩前に動く。


DIEZ Nicolas (FRA)


1.後方伸身宙返り5/2ひねりBack Lay 5/2DIV
2.~前方かかえ込み2回宙返り+ Double FrontDII(CV:0.2)
3.後方伸身2回宙返り1回ひねりDouble Back Lay 1/1FIII
4.後方伸身宙返り3回ひねりBack Lay 3/1DIV
5.開脚座から伸腕屈身力倒立Split Press to HdstBI
6.後方伸身2回宙返りDouble Back LayEIII
7.後方伸身宙返り2回ひねりBack Lay 2/1CIV
8.後方かかえ込み2回宙返り1回ひねりDouble Back 1/1DIII

D:5.4
E:8.633
SB:0.1
Score:14.133

最初の後方5/2~前方ダブルは片足が一瞬ラインを割っているように見えるが、ペナルティは付いていない。2本目に素晴らしい伸身月面、後半にも伸身ダブルを決める。全体的に着地をよく止め、終末技の月面も着地を止める。



ドルゴピャットが手堅く優勝、シャラムコフが続きました。3位には地元フランスのディエズが入っています。4位のルカ・ジュベリーニ(スイス)まで1~4位の順位は予選と全く同じでした。

今般のニュースレター No.1の通達を受け、早くも対応が進んでおり、コーナー移動の動きは明らかに変化が見られます。また、バランスを実施した選手は3人だけで、4人は鹿ジャンプ1回ひねりを要求として実施していました。鹿ジャンプはヨーロッパ勢が得意にしている印象があり、今回のゆか決勝は8人全員がヨーロッパ勢であったことも一因であったかもしれません。後ろとび正面支持臥(A)を実施した選手も1人いました。

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