Rare Elements : Giant El 1/1 on HB
新シリーズ、レア技紹介。今回は鉄棒の大逆手振り上がり1回ひねり倒立(C)です。
大逆手振り上がり1回ひねり倒立 (C) Giant El 1/1

動画はNCAAの試合から。ミシガン大学のマイケル・ストラザーンの実施です。
演技の後半、前方車輪1回ひねり大逆手(C)から振り上がって直ちに実施しています。大逆手から1回ひねるので軸手は逆手になり、もう一方の手も逆手で握っていますが、難度表では順手で握ってのミックスグリップでもOKの扱いになっています。
前方車輪1回ひねり大逆手は身体の背面先行でひねりますが、この技は正面先行になるため、動画の実施のように連続で行うと、ひねってから逆にひねり返しているようなとても面白い動きになります。現在の難度表ではグループIのC難度。2025年版採点規則にももちろん記載されています。
男子の鉄棒ではかなりレアな技だと思いますが、女子の段違い平行棒ではしばしば見かける技ではあります。有名なのはナスティア・リューキン(アメリカ)や楊伊琳(中国)の実施でしょうか。リューキンの演技前半での流れるような連続技は圧巻でした。
この記事へのコメント
あんぎゃ
Ka.Ki.