2024年ワールドチャレンジカップ・アンタルヤ大会:種目別ゆかの演技

2024 World Challenge Cup Antalya (TUR) EF FX


トルコでのワールドチャレンジカップはこれまでメルスィンで開催されていましたが、今年は昨年のヨーロッパ選手権も行われたアンタルヤで開催されました。今週はワールドチャレンジカップ・アンタルヤ大会の上位選手の演技を見ていきます。日本人選手のエントリーはありません。

ASIL Adem (TUR)


1.前方伸身宙返り1回ひねりFront Lay 1/1CII
2.~前方屈身2回宙返り+ Double Front PkEII(CV:0.1)
3.前方伸身宙返りFront LayBII
4.~前方かかえ込み2回宙返り+ Double FrontDII(CV:0.1)
5.後転とびBack HdspAIII
6.後方かかえ込み2回宙返り2回ひねりDouble Back 2/1EIII
7.中水平支持MalteseCI
8.フェドルチェンコFedorchenkoCI
9.開脚座から力十字倒立Split Press to Japanese HdstCI
10.後方かかえ込み2回宙返り1回ひねりDouble Back 1/1DIII

D:5.5
E:8.900
Score:14.400

アラビアンダブル(D)を抜いており、やや抑えめの構成。全体的に着地が少しずつ動いており、ややEスコアが甘めな印象もあるが、まとまった演技を見せた。


PLATA Joel (ESP)


1.後方伸身2回宙返り2回ひねりDouble Back Lay 2/1FIII
2.後方かかえ込み2回宙返り2回ひねりDouble Back 2/1EIII
3.前方伸身宙返り2回ひねりFront Lay 2/1DII
4.~前方伸身宙返り1回ひねり+ Front Lay 1/1CII
5.後方伸身宙返り2回ひねりBack Lay 2/1CIII
6.フェドルチェンコFedorchenkoCI
7.前転開脚前挙支持経過倒立Endo Roll to HdstBI
8.後方伸身宙返り5/2ひねりBack Lay 5/2DIII
9.~前方伸身宙返り+ Front LayBII(CV:0.1)
10.後方かかえ込み2回宙返り1回ひねりDouble Back 1/1DIII

D:5.7
E:8.550
Score:14.250

伸身新月面、新月面と続ける。全体的に着地が少しずつ動くが、演技をよくまとめる。


TOMCSANYI Benedek (HUN)


1.前方伸身宙返り1回ひねりFront Lay 1/1CII
2.~前方かかえ込み2回宙返り+ Double FrontDII(CV:0.1)
3.前方伸身宙返り2回ひねりFront Lay 2/1DII
4.後方かかえ込み2回宙返り1回ひねりDouble Back 1/1DIII
5.後方伸身宙返り2回ひねりBack Lay 2/1CIII
6.フェドルチェンコFedorchenkoCI
7.開脚座SplitAI
8.後方伸身宙返り5/2ひねりBack Lay 5/2DIII
9.~前方伸身宙返り+ Front LayBII(CV:0.1)
10.後方伸身宙返り3回ひねりBack Lay 3/1DIII

D:5.4
E:8.200
Score:13.600

技の順番が一部変わっているが、基本的には従来構成。まとまった演技を見せるが、最後の後方3回は片足が大きく動いた。当初、Dスコア5.3が出るが、その後訂正された模様。



地元トルコのアシルが優勝。同じトルコのアーメット・オンダーは予選を1位で通過しながら、決勝では終末技がひねり不足となり大きくDスコアを落として7位となっています。

表彰台の3人はいずれもまとまった演技を見せましたが、4位以下は全員ラインオーバーのミスが出ました。

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