今回の本家本元は平行棒のフォキン(懸垂前振り後方伸身宙返りひねり腕支持)です。
フォキン(E) Fokin

先日紹介したばかりの、遡って名前が付いたマツナガ(懸垂前振り後方かかえ込み宙返りひねり腕支持)を伸身で実施する技です。アントン・フォキン(ウズベキスタン)が2016年オリンピックテストイベントで発表しました。
マツナガがD難度で、このフォキンはE難度。本家以外ほとんど使い手のいない技ですが、ユル・モルダウアー(アメリカ)が継続的に実施しています。演技の後半に入れていることからも習熟度のほどがうかがえます。
なお、フォキンは2006年ボローニンカップで個人総合優勝している選手ですが、この大会は若き日の内村航平も出場して4位に入っています。実は内村に個人総合で勝っている数少ない選手だったりします。
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