鄒敬園 - 2022年中国個人選手権:平行棒の演技

ZOU Jingyuan (CHN)
2022 CHN Individual Nationals Chengdu EF PB


例年、秋に開催されている中国個人選手権がこの時期に行われていたようですが、その大会名は「2022年全国体操冠军赛」となっており、2022年に予定されていた大会が最近開催されたということのようです。鄒敬園の平行棒の演技を紹介します。

2022年世界選手権・リバプール大会で見せていたツォラキディス(G)を抜いており、Dスコアは6.9から0.4のダウンとなっています。実施は相変わらずの機械のような正確ぶりで、非の打ち所がほとんどありません。

着地も、少し上体のバランスは崩しかけましたが、それ以上は乱れずしっかりと止めています。今大会の種目別はもちろん優勝。今後も、世界選手権に向けて徐々に調子を上げてくるものと思われます。平行棒の神は健在です。


1.マクーツMakutsEI
2.リチャードFront Uprise DiamidovEII
3.後方車輪倒立Back Giant to HdstCIII
4.棒下宙返りひねり倒立Basket 1/2 to HdstEIII
5.棒下宙返り倒立Basket to HdstDIII
6.ササキ5/4 Front Strd to HangEI
7.バブサーBhavsarEIII
8.チッペルトTippeltDIII
9.ヒーリーHealyDI
10.前方かかえ込み2回宙返りひねり下りDouble Front 1/2EIV

D:6.5
E:9.400
Score:15.900
Rank:1st

この記事へのコメント

  • かみん

    棒下ひねり倒立で少しはまりきらずに流れているようにも見えます。ここまで完璧だと、もはや粗探しになってしまいますね。
    2023年05月18日 19:40
  • Ka.Ki.

    本当に粗探しになってしまいますが、他にはマクーツでの停滞、リチャードの倒立のはめ、チッペルトの大きさ不足、着地での上体の揺れ、といったところでしょうか。こんな調子で他の選手を採点したらどうなってしまうのかという…(笑)。
    2023年05月18日 21:13