李智凱 - 2023年:あん馬の演技

LEE Chih-Kai (TPE)
2023 TPE Competition PH


李智凱(台湾)の2023年のあん馬の演技です。YouTubeの説明に”team selection"とあるため、代表選考のための試技会かもしれません。

セア倒立を後ろ振り倒立(C)から正交差倒立に替えています。その後は新たに導入したショーン。以前はケイハ(F)を使っていましたが、シュピンデル技の回数制限が新たに設けられたため、安定感のあるアイヒホルンとD難度のシュピンデルを残して、ケイハの替わりに取り入れてきたかたちです。スムーズに決まっています。

後半、開脚のマジャールは1-5の移動に難度を上げてDスコアは6.5。ルール改訂の影響を最小限に抑えた構成と言えるでしょう。実施では正交差倒立での腰の曲がりや足先の下がりが気になります(場合によっては不認定になると思われます)が、それ以外は従来どおりの安定した実施を見せています。2022年はほとんど大会出場がありませんでしたが、2023年は再始動でしょうか。期待しましょう。


1.正交差倒立Front Scissor to HdstDI
2.ショーンSohnEII
3.下向き逆移動倒立3/3移動下ろして旋回Back Stöckli to Hdst 3/3 Lower to FlairEII
4.ピネーロCzechkehr outside PommelsDII
5.アイヒホルンFlair 1/1 Spindle Travel and ReturnEII
6.横向き旋回1回ひねりFlair 1/1 SpindleDII
7.ウルジカ2Urzica2EIII
8.縦向き前移動(両把手を越えて馬端~馬端)Front Loop Travel over Both PEIII
9.シバドSivadoDIII
10.下向き逆移動倒立3/3移動下りBack Stöckli to Hdst Travel 3/3DIV

D:6.5

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