2022年ワールドチャレンジカップ・ソンバトヘイ大会:種目別跳馬の演技

2022 World Challenge Cup Szombathely (HUN) EF VT


2022年ワールドチャレンジカップ・ソンバトヘイ大会:種目別跳馬の上位選手の演技です。

曾為聖 TSENG Wei-Sheng (TPE)


DEPenScore
1.ル・ユーフTsukahara Double PkIII5.69.16614.766
2.ローチェHdsp Double FrontII5.29.23314.433
Total:14.599

1本目はル・ユーフ。空中姿勢は良好。着地は後ろに両足1歩跳ねる。2本目はローチェ。こちらも両足1歩に収め、2本を揃える。


SAUVE Leandre (CAN)


DEPenScore
1.シューフェルトYurchenko Lay 5/2IV5.29.46614.666
2.ドリッグスKasamatsu Lay 3/2I5.29.0660.114.166
Total:14.416

1本目はシューフェルト。空中姿勢は良好で、着地片足1歩前に出たにも関わらず高いEスコアが出る。2本目のドリッグスは片足1歩大きく動き、ラインを割ってしまう。この2本は第2局面が同じであるためこれまで同時に跳ぶことができなかったが、2022年のルール改訂で跳べるようになった。


NAGHOUJ Saleem (JOR)


DEPenScore
1.ドリッグスKasamatsu Lay 3/2I5.29.30014.500
2.伸身ユルチェンコ2回ひねりYurchenko Lay 2/1IV4.89.10013.900
Total:14.200

1本目はドリッグス。着地は軽く跳ねる程度に収める。2本目の伸身ユルチェンコ2回ひねりは片足が大きく動く。



今大会はDスコア6.0はおろか、5.6の跳越を跳ぶ選手も少なく、5.6を2本跳んだ選手はいませんでした。曾為聖は予選では2本ともラインオーバーがあり4位通過でしたが、決勝ではしっかり修正して優勝を果たしました。

3位にはDスコア4.8の伸身ユルチェンコ2回ひねりを跳んだナグージが入りました。5.2の跳越を2本跳んだ選手は何人かいましたが、2位のソーヴ以外は5〜7位となっています。

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