2022年ワールドチャレンジカップ・ソンバトヘイ大会:種目別つり輪の演技

2022 World Challenge Cup Szombathely (HUN) EF SR


2022年ワールドチャレンジカップ・ソンバトヘイ大会:種目別つり輪の上位選手と日本人選手の演技です。

HOECK Vinzenz (AUT)


1.後方伸腕伸身逆上がり中水平支持Back Roll to MalteseEII
2.バランディン3Vertical Pull Up to PlancheEII
3.後ろ振り上がり十字倒立Back Uprise to Inv-CrossEIII
4.ヤマワキYamawakiCI
5.屈身ヤマワキYamawaki PkDI
6.後ろ振り上がり中水平支持Back Uprise to MalteseEIII
7.後ろ振り上がり上水平支持Back Uprise to PlancheDIII
8.ナカヤマBack Lever to CrossDII
9.後ろ振り上がり倒立Back Uprise to HdstCI
10.後方伸身2回宙返り1回ひねり下りDouble Back Lay 1/1DIV

D:6.3(正しくはD:6.2)
E:8.366
Score:14.666

パリ大会で抜いたバランディン3を入れてきた。力技の決めにはやや甘さがある。着地はピタリと止める


春木三憲 HARUKI Minori (JPN)


1.後方伸腕伸身逆上がり上水平支持Back Roll to PlancheEII
2.後方伸腕伸身逆上がり中水平支持Back Roll to MalteseEII
3.後ろ振り上がり上水平支持Back Uprise to PlancheDIII
4.屈身ヤマワキYamawaki PkDI
5.ヤマワキYamawakiCI
6.後ろ振り上がり中水平支持Back Uprise to MalteseEIII
7.アザリアンBack Roll to CrossDII
8.ホンマ十字懸垂Whippet to CrossDIII
9.ほん転逆上がり倒立Felge to HdstCI
10.後方伸身2回宙返り1回ひねり下りDouble Back Lay 1/1DIV

D:6.1
E:8.533
Score:14.633

終始良好な実施を見せる。力技の決めも良い。着地も止める。


田部壮一郎 TANABE Soichiro (JPN)


1.後ろ振り上がり中水平支持Back Uprise to MalteseEIII
2.中水平支持MalteseDII
3.後ろ振り上がり十字倒立Back Uprise to Inv-CrossEIII
4.屈身ヤマワキYamawaki PkDI
5.ヤマワキYamawakiCI
6.ホンマ十字懸垂Whippet to CrossDIII
7.アザリアンBack Roll to CrossDII
8.ほん転逆上がり倒立Felge to HdstCI
9.後ろ振り上がり倒立Back Uprise to HdstCI
10.後方かかえ込み2回宙返り2回ひねり下りDouble Back 2/1EIV

D:6.0
E:8.166
Score:14.166

良好な実施を見せる。着地は小さく1歩片足が動く。



ヘックが優勝していますが、Dスコアが6.2と思われるところ6.3で判定されているようです。正しく6.2と判定されていた場合、春木が優勝していたことになり、疑問の残る判定になってしまいました。Dスコアについては問合せ(インクワイヤリー)が認められていますが、それは自国の選手に対してのみです。他国の選手に対する問合せという制度はありません。

予選1位のパーヴェル・カルネジェンコ(イギリス)、予選2位の林冠儀(台湾)は決勝では振るわず、4位、5位となっています。つり輪の決勝としてはやや珍しい結果となりました。

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