2022年ワールドチャレンジカップ・パリ大会:種目別鉄棒の演技

2022 World Challenge Cup Paris (FRA) EF HB


2022年ワールドチャレンジカップ・パリ大会(フランス国際):種目別鉄棒の上位選手と日本人選手の演技です。

MALONE Brody (USA)


1.後ろ振り上がり倒立Back UpriseAI
2.ツォウ・リミンZou LiminCI
3.カッシーナCassinaGII
4.コールマンKolmanEII
5.伸身トカチェフTkatchev LayDII
6.~トカチェフ+ TkatchevCII(CV:0.1)
7.アドラー1回ひねり片逆手Jam 1/1 to MGDIII
8.アドラーひねりJam 1/2DIII
9.後方とび車輪1回ひねりHop 1/1CI
10.後方伸身2回宙返り2回ひねり下りDouble Back Lay 2/1EIV

D:6.0
E:8.650
Score:14.650

屈身トカチェフ(C)を抜いたDスコア6.0の構成。カッシーナがややバーに近づいた。着地は少しぐらついたが止める。


GEORGIOU Ilias (CYP)


1.閉脚エンドーEndo PkCIII
2.アドラーひねりJam 1/2DIII
3.カッシーナCassinaGII
4.コールマンKolmanEII
5.伸身トカチェフTkatchev LayDII
6.トカチェフTkatchevCII
7.アドラーJamCIII
8.逆手背面車輪Russian GiantCI
9.大逆手車輪Giant ElBI
10.後方伸身2回宙返り2回ひねり下りDouble Back Lay 2/1EIV

D:5.9
E:8.500
Score:14.400

手放し技はいずれもいい位置で掴み、流れのいい演技を見せる。着地は前に両足1歩跳ねる。


SRBIC Tin (CRO)


1.後ろ振り上がり倒立Back UpriseAI
2.コールマンKolmanEII
3.後方とび車輪1回ひねりHop 1/1CI
4.アドラー1回ひねり逆手Jam 1/1 to UGEIII
5.アドラーひねりJam 1/2DIII
6.~ピアッティ+ PiattiDII(CV:0.1)
7.伸身トカチェフTkatchev LayDII
8.~トカチェフ+ TkatchevCII(CV:0.1)
9.シュタルダーStalderBIII
10.後方伸身2回宙返り1回ひねり下りDouble Back Lay 1/1DIV

D:5.7
E:8.350
Score:14.050

最初のコールマンを始め、全体的に詰まった印象の実施になった。着地はわずかに動く。


5th 小峠一真 KOTOGE Kazuma (JPN)


1.ヤマワキYamawakiCII
2.エンドーEndoBIII
3.ツォウ・リミンZou LiminCI
4.アドラー1回ひねり逆手Jam 1/1 to UGEIII
5.アドラーひねりJam 1/2DIII
6.コールマンKolmanEII
7.伸身トカチェフTkatchev LayDII
8.トカチェフTkatchevCII
9.シュタルダーStalderBIII
10.後方伸身2回宙返り2回ひねり下りDouble Back Lay 2/1EIV

D:5.6
E:8.100
Score:13.700

着地はやや乱れてしまったが、的確で伸び伸びとした演技を見せた。



マローンが抑え気味の構成ながら着実な実施で優勝。2位にはこちらも確実な実施のイリアス・ジョルジオウが入りました。3位はスルビッチ、予選5位通過でしたが、底力を見せました。予選1位通過だったマリオス・ジョルジオウ(キプロス)はコバチ~コールマン(D+E)の連続で落下して8位となっています。

小峠は予選7位、決勝5位。今大会、出場した日本人選手4人はいずれも決勝に進出しましたが、残念ながら表彰台には届きませんでした。若い選手が多く派遣されていたので、今後に期待したいと思います。

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