2022年ワールドチャレンジカップ・コペル大会:種目別鉄棒の演技

2022 World Challenge Cup Koper (SLO) EF HB


2022年ワールドチャレンジカップ・コペル大会:種目別鉄棒の上位選手の演技です。

BULL Tyson (AUS)


1.アドラーひねりJam 1/2DIII
2.コバチKovacsDII
3.~コールマン+ KolmanEII(CV:0.2)
4.カッシーナCassinaGII
5.シュタルダーStalderBIII
6.ヤマワキYamawakiCII
7.ツォウ・リミンZou LiminCI
8.アドラーJamCIII
9.大逆手車輪Giant ElBI
10.後方伸身2回宙返り1回ひねり下りDouble Back Lay 1/1DIV

D:5.9
E:8.500
Score:14.400

オシエク大会ではカッシーナがバーに近づきすぎてしまったが、今回はしっかり決める。コバチ~コールマンの連続も安定している。着地もピタリと止めた。


MACCHINI Carlo (ITA)


1.ペガンPeganFII
2.屈身コバチKovacs PkEII
3.コールマンKolmanEII
4.シュタルダーとび3/2ひねり片大逆手Stalder Hop 3/2 to MGDIII
5.ツォウ・リミンZou LiminCI
6.アドラー1回ひねり逆手Jam 1/1 to UGEIII
7.アドラーひねりJam 1/2DIII
8.シュタルダーStalderBIII
9.後方とび車輪1回ひねりHop 1/1CI
10.後方伸身2回宙返り1回ひねり下りDouble Back Lay 1/1DIV

D:6.1
E:7.900
Score:14.000

優勝したワールドカップ・カイロ大会と同じ構成。ペガン、屈身コバチ、コバチを確実に決める。バー上の技も安定しており、着地も止める。


WILLIAMS Joshua Jack (ESP)


1.後ろ振り上がり倒立Back UpriseAI
2.アドラーひねりJam 1/2DIII
3.コールマンKolmanEII
4.伸身トカチェフTkatchev LayDII
5.トカチェフTkatchevCII
6.アドラーJamCIII
7.大逆手車輪Giant ElBI
8.逆手背面車輪Russian GiantCI
9.シュタルダーStalderBIII
10.後方伸身2回宙返り1回ひねり下りDouble Back Lay 1/1DIV

D:5.1
E:8.100
Score:13.200

Dスコアは高くはないが、そつのない実施を見せる。着地は1歩動く。



頭一つ抜き出た実力を持つブルとマッキーニの戦いは、予選はマッキーニが1位でしたが、両者ともに難度を上げた決勝ではブルに軍配が上がりました。3位以下は僅差の争いでしたが、ウィリアムスが表彰台に上がっています。

今大会はアメリカ勢の活躍が目に付きました。特にテイラー・バーカートは4種目で決勝に進出。ゆかと跳馬で表彰台に上がりました。鉄棒は見せ場のウェルストロム(F)で落下があり、残念ながら8位となっています。

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