2022年ワールドチャレンジカップ・オシエク大会:種目別つり輪の演技

2022 World Challenge Cup Osijek (CRO) EF SR


2022年ワールドチャレンジカップ・オシエク大会:種目別つり輪の上位選手の演技です。

ASIL Adem (TUR)


1.バランディン3Vertical Pull Up to PlancheEII
2.後方伸腕伸身逆上がり中水平支持Back Roll to MalteseEII
3.後ろ振り上がり十字倒立Back Uprise to Inv-CrossEIII
4.屈身ヤマワキYamawaki PkDI
5.後ろ振り上がり中水平支持Back Uprise to MalteseEIII
6.ナカヤマBack Lever to CrossDII
7.後ろ振り上がり上水平支持Back Uprise to PlancheDIII
8.ほん転逆上がり倒立Felge to HdstCI
9.後ろ振り上がり倒立Back Uprise to HdstCI
10.後方かかえ込み2回宙返り2回ひねり下りDouble Back 2/1EIV

D:6.3
E:8.600
Score:14.900

ワールドカップ・コトブス大会やバクー大会とは技やその順番が異なっている。バランディン3の開始局面の懸垂姿勢が不完全で、かなり気になる。力技の決めは良く、着地も止める。


SOUZA Caio (BRA)


1.後ろ振り上がり上水平支持Back Uprise to PlancheDIII
2.後方伸腕伸身逆上がり中水平支持Back Roll to MalteseEII
3.屈身ヤマワキYamawaki PkDI
4.後ろ振り上がり中水平支持Back Uprise to MalteseEIII
5.ナカヤマBack Lever to CrossDII
6.ヤマワキYamawakiCI
7.ホンマ十字懸垂Whippet to CrossDIII
8.ほん転逆上がり倒立Felge to HdstCI
9.後ろ振り上がり倒立Back Uprise to HdstCI
10.後方かかえ込み3回宙返り下りTriple BackGIV

D:6.2
E:8.533
Score:14.733

種目別クラスでは平均的な難度の構成に思えたが、最後に3回宙返りを持ってきて一気にDスコアを高めている。力技の決めも良く、着地も止めている。


SIMONOV Nikita (AZE)


1.後方伸腕伸身逆上がり上水平支持Back Roll to PlancheEII
2.後方伸腕伸身逆上がり中水平支持Back Roll to MalteseEII
3.後ろ振り上がり上水平支持Back Uprise to PlancheDIII
4.ヤマワキYamawakiCI
5.屈身ヤマワキYamawaki PkDI
6.後ろ振り上がり中水平支持Back Uprise to MalteseEIII
7.ナカヤマBack Lever to CrossDII
8.ほん転逆上がり倒立Felge to HdstCI
9.後ろ振り上がり倒立Back Uprise to HdstCI
10.後方伸身2回宙返り1回ひねり下りDouble Back Lay 1/1DIV

D:6.0
E:8.633
Score:14.633

中技の決めは良い。終末技は伸身月面。空中姿勢は良かったが、着地は小さく前に1歩出てしまう。



予選2位のアシルが最初の演技者で登場。見事な演技を見せ、最後まで1位の座を守り抜きました。2位のソウザは予選5位からのジャンプアップ。シモノフは先々週のワールドチャレンジカップ・ヴァルナ大会の優勝者。今回は3位に入りました。

予選1位のイブラヒム・チョラック(トルコ)は決定点14.633でシモノフと同点でしたが、Eスコア優先のタイブレイクで4位となっています。続く5位、6位にもイーゴリ・ラジヴィロフ(ウクライナ)やヴィンセント・ヘック(オーストリア)といった実力者が名を連ね、世界選手権ならともかく、ワールドチャレンジカップではやや意外な結果となりました。

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