アハマド・アブ・アル・ソウド - 2022年ワールドチャレンジカップ・ヴァルナ大会：あん馬の演技

ABU AL SOUD Ahmad (JOR)
2022 World Challenge Cup Varna (BUL) EF PH

今週は2022年ワールドチャンレジカップ・ヴァルナ大会から、いくつか演技を紹介していきたいと思います。まずはアハマド・アブ・アル・ソウド（ヨルダン）のあん馬の演技です。

ショーン(E)やコンバインを抜いているため、まだまだ抑え気味の構成と言えます。自身の名が付くアブ・アル・ソウド（馬端外向き支持から下向き逆移動で反対の馬端外向き支持）(D)も見せていませんが、縦向き後ろ移動はクルバノフにして難度を上げています。

中盤の両把手を越える技の連続は目を見張るものがあります。終盤は余分な旋回が多いように感じましたが、終末技はなんとか収めました。今大会は3位に入っています。徐々に難度を上げて、これからも珍しい技をたくさん見せてほしいものです。

1.	ミクラック	Mikulak	D	I
2.	横向き旋回	Circle	A	II
3.	ヴァメン	Vammen	E	III
4.	縦向き前移動（両把手を越えて馬端～馬端）	Front Loop Travel over Both P	E	III
5.	クルバノフ	Kurbanov	E	III
6.	ニン・レイエス2	Nin Reyes2	E	III
7.	トン・フェイ	Tong Fei	D	III
8.	一把手上縦向き旋回	Pommel Loop	B	II
9.	Eフロップ	4 Flops	E	II
10.	一把手上縦向き旋回倒立3/3移動下り	P Loop to Hdst Travel 3/3	D	IV

D:6.0
E:8.100
Score:14.100
Rank:3rd