2022 Apparatus World Cup Baku (AZE) EF VT
2022年種目別ワールドカップ・バクー大会(AGFトロフィー):跳馬の上位選手の演技です。
CHEPURNYI Nazar (UKR)
D | E | Pen | Score | ||||
1. | ドラグレスク | Hdsp Double Front 1/2 | II | 5.6 | 9.433 | 15.033 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
2. | ロペス | Kasamatsu Lay 2/1 | I | 5.6 | 9.400 | 15.000 | |
Total: | 15.016 |
1本目、ドラグレスクは着地姿勢も高く、ピタリと止める。このワールドカップ4戦では最も良い着地を見せた。2本目のロペスも片足がわずかに動く程度に決めて、2本を揃える。
MEDVEDEV Andrey (ISR)
D | E | Pen | Score | ||||
1. | ル・ユーフ | Tsukahara Double Pk | III | 5.6 | 9.000 | 14.600 | |
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2. | リ・セグァン2 | Hdsp Double Front Pk 1/2 | II | 6.0 | 8.800 | 0.4 | 14.400 |
Total: | 14.500 |
1本目、ル・ユーフは前に両足1歩跳ねるが、悪くない跳越。2本目はリ・セグァン2。着地はやや低い体勢になり、片足ラインオーバーとなる。2本目にペナルティが0.4付いており、0.1はラインオーバーだが、残り0.3は不明。演技開始時にタイムオーバーがあったか。
DOLGOPYAT Artem (ISR)
D | E | Pen | Score | ||||
1. | ロペス | Kasamatsu Lay 2/1 | I | 5.6 | 9.000 | 14.600 | |
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2. | ローチェ | Hdsp Double Front | II | 5.2 | 9.100 | 14.300 | |
Total: | 14.450 |
1本目はロペス。着地は2、3歩後ずさってしまったが、空中姿勢は終始良好でEスコアは伸びる。2本目はローチェ。両足1歩前に跳ねる。
ワールドカップ3戦連続2位のチェプルニーがついに優勝。内容も良く、15.016とこの4戦で最も高い点が出ています。3連勝していたアルトゥール・ダフチャン(アルメニア)が不在だったため、頂上対決が見られなかったことは残念でした。
2位はメドヴェージェフ。やはりDスコア6.0の跳越は大きく、多少の減点は物ともしませんでした。ドルゴピャットは2大会連続の3位となっています。予選2位だったジェイク・ジャーマン(イギリス)は1本目でヨネクラ(D:6.0)を表示しましたが、跳越はロペスでした。2本目のローチェで尻もちを突き7位となっています。
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