2022年ワールドカップ・バクー大会:種目別跳馬の演技

2022 Apparatus World Cup Baku (AZE) EF VT


2022年種目別ワールドカップ・バクー大会(AGFトロフィー):跳馬の上位選手の演技です。

CHEPURNYI Nazar (UKR)


DEPenScore
1.ドラグレスクHdsp Double Front 1/2II5.69.43315.033
2.ロペスKasamatsu Lay 2/1I5.69.40015.000
Total:15.016

1本目、ドラグレスクは着地姿勢も高く、ピタリと止める。このワールドカップ4戦では最も良い着地を見せた。2本目のロペスも片足がわずかに動く程度に決めて、2本を揃える。


MEDVEDEV Andrey (ISR)


DEPenScore
1.ル・ユーフTsukahara Double PkIII5.69.00014.600
2.リ・セグァン2Hdsp Double Front Pk 1/2II6.08.8000.414.400
Total:14.500

1本目、ル・ユーフは前に両足1歩跳ねるが、悪くない跳越。2本目はリ・セグァン2。着地はやや低い体勢になり、片足ラインオーバーとなる。2本目にペナルティが0.4付いており、0.1はラインオーバーだが、残り0.3は不明。演技開始時にタイムオーバーがあったか。


DOLGOPYAT Artem (ISR)


DEPenScore
1.ロペスKasamatsu Lay 2/1I5.69.00014.600
2.ローチェHdsp Double FrontII5.29.10014.300
Total:14.450

1本目はロペス。着地は2、3歩後ずさってしまったが、空中姿勢は終始良好でEスコアは伸びる。2本目はローチェ。両足1歩前に跳ねる。



ワールドカップ3戦連続2位のチェプルニーがついに優勝。内容も良く、15.016とこの4戦で最も高い点が出ています。3連勝していたアルトゥール・ダフチャン(アルメニア)が不在だったため、頂上対決が見られなかったことは残念でした。

2位はメドヴェージェフ。やはりDスコア6.0の跳越は大きく、多少の減点は物ともしませんでした。ドルゴピャットは2大会連続の3位となっています。予選2位だったジェイク・ジャーマン(イギリス)は1本目でヨネクラ(D:6.0)を表示しましたが、跳越はロペスでした。2本目のローチェで尻もちを突き7位となっています。

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