2022年ワールドカップ・カイロ大会:種目別鉄棒の演技

2022 Apparatus World Cup Cairo (EGY) EF HB


2022年種目別ワールドカップ・カイロ大会:鉄棒の上位選手の演技です。

MACCHINI Carlo (ITA)


1.ペガンPeganFII
2.屈身コバチKovacs PkEII
3.コールマンKolmanEII
4.シュタルダーとび3/2ひねり片大逆手Stalder Hop 3/2 to MGDIII
5.ツォウ・リミンZou LiminCI
6.アドラー1回ひねり逆手Jam 1/1 to UGEIII
7.アドラーひねりJam 1/2DIII
8.シュタルダーStalderBIII
9.後方とび車輪1回ひねりHop 1/1CI
10.後方伸身2回宙返り1回ひねり下りDouble Back Lay 1/1DIV

D:6.1
E:8.300
Score:14.400

ペガン、屈身コバチ、コールマンを雄大な車輪から実施する。2021年までの構成と比べると同系統の手放し技の回数制限やひねり技の実施の厳格化などによりDスコアは抑えられている印象。実施は良好で、着地も止める。


JUDA Paul (USA)


1.ヤマワキYamawakiCII
2.コバチKovacsDII
3.伸身トカチェフTkatchev LayDII
4.トカチェフTkatchevCII
5.~屈身トカチェフ+ Tkatchev PkCII(CV:0.1)
6.アドラーJamCIII
7.大逆手車輪Giant ElBI
8.逆手背面車輪Russian GiantCI
9.アドラーひねりJam 1/2DIII
10.後方伸身2回宙返り1回ひねり下りDouble Back Lay 1/1DIV

D:5.4
E:8.533
Score:13.933

トカチェフ~屈身トカチェフを含め手放し技を5つ見せる。切れのある実施で演技を通す。


MYAKININ Alexander (ISR)


1.後ろ振り上がり倒立Back UpriseAI
2.前方車輪Front GiantAI
3.アドラー1回ひねり逆手Jam 1/1 to UGEIII
4.カッシーナCassinaGII
5.コールマンKolmanEII
6.アドラーひねりJam 1/2DIII
7.トカチェフTkatchevCII
8.後方とび車輪1回ひねりHop 1/1CI
9.シュタルダーStalderBIII
10.後方伸身2回宙返り1回ひねり下りDouble Back Lay 1/1DIV

D:5.5
E:8.166
Score:13.666

ドーハ大会で見せたコールマン~ゲイロード2(E+E)の連続は実施せず、Dスコアが大幅にダウンしている。着地は止める。



マッキーニが見事な演技で優勝。2位のジュダは今大会4種目で決勝に進出し、ゆかと鉄棒で2位になるなど活躍しました。ドーハ大会優勝のミャキニンはDスコアを下げて3位となっています。

予選1位のイリアス・ジョルジオウ(キプロス)は決勝で落下があり7位。ドーハ大会2位のロベルト・トヴォロガル(リトアニア)は連続技の組み方を変えてきましたが、これは3連続まで狙ったものだったでしょうか。結果はつながらず5位となっています。

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