イリア・コフトゥン - 2022年セリエA:平行棒の演技

KOVTUN Illia (UKR)
2022 Serie A Competition PB


イタリア・セリエAの試合からイリア・コフトゥン(ウクライナ)の演技をもう一つ。平行棒の演技を紹介します。

平行棒は従来構成とあまり変わりはありませんが、Newsletter #39でC難度とされたほん転1/4ひねり単棒倒立はやはり使っていません。以前はF難度で判定されていましたから、返す返すも不憫な技になってしまいました。

注目は棒下ひねり倒立の握り。1/4ひねりになったときの握りが従来は順手握りでしたが、今大会では握り替えがないよう逆手握りになっており、きっちりルール改訂に対応しています。この棒下ひねり倒立の捌き方については、いずれ記事にしたいと以前にも書きましたが、もう少し事例が集まってからになるのかなと思っています。


1.前振り上がりFront UpriseAII
2.棒下宙返りひねり倒立Basket 1/2 to HdstEIII
3.シャルロBasket to 1 Rail HdstEIII
4.単棒ヒーリー1 Rail HealyEI
5.前振り上がりひねり倒立Front Uprise 1/2 to HdstEII
6.ディアミドフひねり5/4 Diamidov to 1/4DI
7.マクーツMakutsEI
8.ヒーリーHealyDI
9.ピータースBack Toss 1/4 to HdstDI
10.前方かかえ込み2回宙返り下りDouble FrontEIV

D:6.3
E:8.300
Score:14.600

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