2021年世界選手権:種目別跳馬の演技

2021 Worlds Kitakyushu (JPN) EF VT


2021年世界選手権・北九州大会:種目別跳馬の演技です。

YULO Carlos Edriel (PHI)


DEPenScore
1.ロペスKasamatsu Lay 2/15.69.20014.800
2.ドラグレスクHdsp Double Front 1/25.69.43315.033
Total:14.916

1本目はロペス。空中姿勢もおおむね良好で着地も1歩に留める。2本目はドラグレスク。その場で軽く跳ねる程度に収め、2本ともに高いEスコアを出した。


米倉英信 YONEKURA Hidenobu (JPN)


DEPenScore
1.ヨネクラKasamatsu Lay 5/26.09.00015.000
2.ヨー2Hdsp Front Lay 5/25.69.13314.733
Total:14.866

1本目は自身の名が付いたヨネクラ。空中姿勢は良くないが、見事に跳ぶ。着地は前に跳ねる。2本目はヨー2。こちらも同じような出来で、2本を揃える。


MEDVEDEV Andrey (ISR)


DEPenScore
1.ル・ユーフTsukahara Double Pk5.68.93314.533
2.ブラニクHdsp Double Front Pk5.69.16614.766
Total:14.649

1本目はル・ユーフ。着地が低くなり前に1歩動く。Eスコアはかなり抑えられてしまった。2本目はブラニク。空中姿勢は良好。着地は前に1歩踏み出す。


4th GRASSO Thomas (ITA)


DEPenScore
1.シライ/キム・ヒフンYurchenko Lay 3/15.69.23314.833
2.ドリッグスKasamatsu Lay 3/25.29.1660.114.266
Total:14.549

1本目はシライ/キム・ヒフン。着地は少し動くが、難しい跳越を見事に跳んでみせた。2本目はドリッグス。着地は横に跳ねて、片足がライン外に出てしまった。


5th YANG Hakseon (KOR)


DEPenScore
1.ロペスKasamatsu Lay 2/15.69.16614.766
2.ヤン・ハクソンHdsp Front Lay 3/16.08.03314.033
Total:14.399

1本目はロペス。さすがに空中姿勢は良好。着地は横に跳ねるがライン内には踏みとどまる。2本目は自身の名が付いたヤン・ハクソン。ひねり切りは十分だったと思われるが、高さが足りず尻もちを突いてしまう。


6th TULLOCH Courtney (GBR)


DEPenScore
1.ドラグレスクHdsp Double Front 1/25.68.70014.300
2.ル・ユーフTsukahara Double Pk5.68.86614.466
Total:14.383

ドラグレスク、ル・ユーフともに勢いを止め切れず着地が後ろに乱れてしまう。


7th CHEPURNYI Nazar (UKR)


DEPenScore
1.ドラグレスクHdsp Double Front 1/25.69.26614.866
2.ロペスKasamatsu Lay 2/15.67.9330.113.433
Total:14.149

1本目はドラグレスク。着地を軽く跳ねる程度に収める。2本目はロペスだが、高さが足りず着地で両手を突いてしまった。


8th EMARD William (CAN)


DEPenScore
1.ドリッグスKasamatsu Lay 3/25.28.06613.266
2.ローチェHdsp Double Front5.27.93313.133
Total:13.199

ドリッグス、ローチェともに高さが足りず、尻もちを突いてしまった。



最初の演技者だったユーロが良好な跳越を2本揃え、最後までそのリードを保ち続けました。2番目の演技者だった米倉は2本とも着地が動き2位。予選1位だったチェプルニー、同2位だったヤン・ハクソンには着地のミスが出てそれぞれ7位、5位となっています。

決勝でDスコア6.0の跳越を跳んだのは2人。予選ではアデム・アシル(トルコ)、ドネル・ウィッテンバーグ(アメリカ)、安里圭亮が6.0の跳越を跳んでいますが、決勝には進出できませんでした。

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