ニキータ・ナゴルニー - 2021年東京オリンピック:個人総合の演技

NAGORNYY Nikita (ROC)
2021 Olympics Tokyo (JPN) AA


2021年東京オリンピック、個人総合銅メダルのニキータ・ナゴルニー(ロシア)の演技です。

動画はいつまで見られるか分かりませんが、NHKによりアップされています。埋め込みができないので記事中のリンクを参照してください。

#1 ゆか FX

1.前方屈身2回宙返りひねりDouble Front Pk 1/2FII
2.前方伸身宙返り2回ひねりFront Lay 2/1DII
3.~前方かかえ込み2回宙返り+ Double FrontDII(CV:0.2)
4.後方伸身宙返り5/2ひねりBack Lay 5/2DIII
5.~前方伸身宙返り1回ひねり+ Front Lay 1/1CII(CV:0.1)
6.~前方伸身宙返り3/2ひねり+ Front Lay 3/2CII
7.後方かかえ込み2回宙返り2回ひねりDouble Back 2/1EIII
8.後方伸身宙返り2回ひねりBack Lay 2/1CIII
9.開脚座から力十字倒立Split Press to Japanese HdstCI
10.後方かかえ込み2回宙返り1回ひねりDouble Back 1/1DIII

D:6.2
E:8.433
Pen:0.2
Score:14.433

動画はこちらの21:40から。予選、団体決勝と同様ナゴルニー(後方屈身3回宙返り)は実施せず。ラインオーバーこそあったが、全体的には演技をまとめる。


#2 あん馬 PH

1.逆交差倒立Back Scissor to HdstDI
2.ショーンSohnEII
3.Eフロップ4 FlopsEII
4.Dコンバイン2 Flops + R180DII
5.一把手上縦向き旋回Pommel LoopBII
6.ウ・グォニアンRussian Travel 3/3 720EIII
7.ロスRussian Travel 3/3 360DIII
8.マジャールMagyarDIII
9.シバドSivadoDIII
10.一把手上縦向き旋回倒立3/3移動下りP Loop to Hdst Travel 3/3DIV

D:6.1
E:8.166
Score:14.266


動画はこちらの42:30から。安定した実施を見せる。終末技は予選、団体決勝ではE難度だったが、個人総合ではD難度となる。決定点もその分だけ下がった。


#3 つり輪 SR

1.後方伸腕伸身逆上がり中水平支持Back Roll to MalteseFII
2.後方け上がり中水平支持Back Kip to MalteseEIII
3.ナカヤマBack Lever to CrossDII
4.屈身ヤマワキYamawaki PkDI
5.ヤマワキYamawakiCI
6.ホンマ十字懸垂Whippet to CrossDIII
7.後ろ振り上がり開脚上水平支持Back Uprise to Strd PlancheCIII
8.ほん転逆上がり倒立Felge to HdstCI
9.後ろ振り上がり倒立Back Uprise to HdstCI
10.後方かかえ込み2回宙返り2回ひねり下りDouble Back 2/1EIV

D:6.0
E:8.666
Score:14.666

動画はこちらの1:08:32から。いつもどおりの安定した実施を見せる。着地はわずかに跳ねる。


#4 跳馬 VT

DEPenScore
ドラグレスクHdsp Double Front 1/25.69.30014.900

動画はこちらの1:34:33から。跳馬はドラグレスク。手を回しはしたが、着地をピタリと止める。


#5 平行棒 PB

1.後ろ振り上がり前方屈身宙返り支持Back Uprise Front Pk to SupDII
2.シャルロBasket to 1 Rail HdstEIII
3.単棒ヒーリー1 Rail HealyEI
4.棒下宙返りひねり倒立Basket 1/2 to HdstEIII
5.後方車輪倒立Back Giant to HdstCIII
6.マクーツMakutsEI
7.ヒーリーHealyDI
8.ディアミドフDiamidovCI
9.ディアミドフひねり5/4 Diamidov to 1/4DI
10.前方かかえ込み2回宙返りひねり下りDouble Front 1/2FIV

D:6.4
E:9.000
Score:15.400

動画はこちらの2:25:11から。従来構成で安定した実施を見せる。着地はピタリと言う感じではなかったが、しっかり立ってEスコアは9点台。予選、団体決勝を大きく上回る15.400を出した。


#6 鉄棒 HB

1.ヤマワキYamawakiDII
2.伸身トカチェフTkatchev LayDII
3.モズニクMoznikEII
4.アドラー1回ひねり逆手Jam 1/1 to UGEIII
5.アドラーひねりJam 1/2DIII
6.トカチェフTkatchevCII
7.~リンチ+ LynchDII(CV:0.1)
8.ツォウ・リミンZou LiminCI
9.シュタルダーStalderBIII
10.後方伸身2回宙返り2回ひねり下りDouble Back Lay 2/1EIV

D:6.0
E:8.366
Score:14.366

動画はこちらの2:50:07から。ツォウ・リミンの後の倒立の歪みが気になるくらいで、全体的には安定した実施を見せる。着地も少し動いてしまったが、予選、団体決勝と3試合を通じてほぼ同じ得点をマークしてくる。

Total Score:88.031 (Total D:36.3)
Rank:3rd



金メダル候補の最右翼であったナゴルニーでしたが、結果は銅メダルでした。安定した演技で88点台には乗せたものの、これまで見られたような爆発的な得点力は今大会影を潜めていたのではないかという印象です。

合計Dスコア36.3もこれまでのナゴルニーのスコアとしては特別に低いわけではありませんが、ゆかのDスコアが6.2と抑え気味であり、ここで波に乗り切れなかったというところかもしれません。今サイクル、世界のトップを走り続けてきたと言っても過言ではないだけにやや惜しまれる個人総合となりました。

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