2021年ワールドチャレンジカップ・オシエク大会:種目別跳馬の演技

2021 World Challenge Cup Osijek (CRO) EF VT


2021年ワールドチャレンジカップ・オシエク大会:種目別跳馬の上位選手の演技です。

RADIVILOV Igor (UKR)


DEPenScore
1.リ・セグァン2Hdsp Double Front Pk 1/26.08.8660.114.766
2.ル・ユーフTsukahara Double Pk5.69.06614.666
Total:14.716

1本目、リ・セグァン2は片足が大きくライン外に踏み出してしまうが踏みとどまる。2本目のル・ユーフは後ろに跳ねる程度に収める。演技前には待たされる場面もあったが、落ち着いて2本をまとめた。


ASIL Adem (TUR)


DEPenScore
1.リ・セグァン2Hdsp Double Front Pk 1/26.08.73314.733
2.ル・ユーフTsukahara Double Pk5.68.60014.200
Total:14.466

なんとアシルもラジヴィロフと同じ2本を跳ぶ。リ・セグァン2は後ろに大きく後ずさる。ル・ユーフも低い着地となり前に大きく踏み出してしまった。同じ跳越の2人の勝負はラジヴィロフに軍配が上がった。


KARIMI Milad (KAZ)


DEPenScore
1.ドラグレスクHdsp Double Front 1/25.69.00014.600
2.ドリッグスKasamatsu Lay 3/25.29.06614.266
Total:14.433

カリミも跳越を待たされる場面があった。ドラグレスクとドリッグス、2本をまずまずの跳越でまとめたが、難度で上位2人に及ばなかった。



つり輪では抑えめのDスコアで上位に食い込めなかったラジヴィロフでしたが、跳馬は持てる跳越をフルで披露して優勝。アシルとの同じ跳越同士の戦いを制しました。カリミは最初の演技者で、ずっと暫定1位の席にいましたが、最後に2人にまくられています。しかし、今大会は4種目で決勝に出場、表彰台に3回登るという活躍を見せました。予選2位のアンドレイ・メドヴェージェフ(イスラエル)は2本とも振るわず8位に後退しています。

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