ルーチン・オブ・ザ・イヤー2020

2020 Routine of the Year


毎年、年の瀬に選んでいる「今年の演技」です。2020年は種目別鉄棒に専念すると宣言した内村航平鉄棒の演技を選びたいと思います。同じ構成で全日本シニア友情と絆の大会全日本種目別と演技をしていますが、今回は自分も観戦した友情と絆の大会の演技を紹介します。


1.ブレットシュナイダーBretschneiderHII
2.カッシーナCassinaGII
3.コールマンKolmanEII
4.シュタルダーとび3/2ひねり片大逆手Stalder Hop 3/2 to MGDIII
5.アドラー1回ひねり片逆手Jam 1/1 to MGDIII
6.ヤマワキYamawakiDII
7.エンドーEndoBIII
8.アドラーひねりJam 1/2DIII
9.後方とび車輪1回ひねりHop 1/1CI
10.後方伸身2回宙返り2回ひねり下りDouble Back Lay 2/1EIV

D:6.6
E:8.600
Score:15.200

9月の全日本シニアではブレットシュナイダーがバーに近くなり大きな減点を受けてしまいますが、1ヶ月半後の友情と絆の大会ではしっかりと修正して見事な演技を見せました。着地はわずかに跳ねましたが、内村としても納得に演技だったのではないかと思います。

12月の全日本種目別では予選で着地を止めるなどさらに完成度を高めています。かつて実施したことのあるカッシーナ~コールマンを狙っているという報道もあり、今後にますます期待がかかります。2021年、オリンピックに向けてキングはどんな体操を私たちに見せてくれるでしょうか。楽しみでたまりません。



2020年はまさかの1年となりました。新型コロナウイルスの感染拡大により多くの大会が中止。東京オリンピックも2021年に延期となりました。この状況を1年前に誰が予測したでしょうか。苦難というしかない状況でしたが、何とかこのブログを続けることができ、ご覧いただいた皆さまには感謝の言葉もありません。本当にありがとうございました。2021年こそはよい年になることを祈りたいと思います。皆さまにおかれましても、どうぞよいお年をお迎えください。

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