肖若騰 - 2020年中国選手権:予選の演技

XIAO Ruoteng (CHN)
2020 CHN Nationals Zhaoqing QF


中国でも大会が再開されています。2020年中国選手権、肖若騰の予選の演技を見ていきましょう。ローテーションはつり輪からでした。

#1 つり輪 SR


1.後方伸腕伸身逆上がり中水平支持Back Roll to MalteseFII
2.後ろ振り上がり中水平支持Back Uprise to MalteseEIII
3.ヤマワキYamawakiCI
4.後ろ振り上がり上水平支持Back Uprise to PlancheDIII
5.アザリアンBack Roll to CrossDII
6.屈身ヤマワキYamawaki PkDI
7.後ろ振り上がり十字懸垂Back Uprise to CrossCIII
8.ほん転逆上がり倒立Felge to HdstCI
9.後方車輪倒立経過Back Giant thru HdstBI
10.後方かかえ込み2回宙返り2回ひねり下りDouble Back 2/1EIV

D:5.9
E:8.600
Score:14.500

新たに後転中水平を取り入れ、技の順番もいくつか変えている。着地は余裕を持ってひねり終えたかに見えたが1歩動く。


#2 跳馬 VT


DEPenScore
ヨネクラKasamatsu Lay 5/26.09.35015.350

跳馬はなんとヨネクラ(伸身カサマツ5/2ひねり)を持ってきた。着地は軽く1歩動くが、この跳越をあっさりと成功させるあたり驚異的。


#3 平行棒 PB


1.前振り上がりひねり倒立Front Uprise 1/2 to HdstEII
2.ドミトリエンコDimitrenkoEII
3.ヒーリーHealyDI
4.棒下宙返りひねり倒立Basket 1/2 to HdstEIII
5.後方車輪倒立Back Giant to HdstCIII
6.棒下宙返り倒立Basket to HdstDIII
7.ベーレBelleDIII
8.前方開脚5/4宙返り腕支持5/4 Front StrdDI
9.チッペルトTippeltDIII
10.前方かかえ込み2回宙返りひねり下りDouble Front 1/2FIV

D:6.4
E:8.400
Score:14.800

棒下ひねり倒立でやや乱れる。従来構成かと思いきや、終末技をF難度に上げてきた。脚は開いているが着地はほぼ止める。


#4 鉄棒 HB


1.エンドー1回ひねり大逆手Endo 1/1 to ElDIII
2.トカチェフTkatchevCII
3.伸身トカチェフTkatchev LayDII
4.リンチLynchDII
5.アドラー1回ひねり片逆手Jam 1/1 to MGDIII
6.ヤマワキYamawakiDII
7.エンドーEndoBIII
8.アドラーひねりJam 1/2DIII
9.後方とび車輪1回ひねりHop 1/1CI
10.後方伸身2回宙返り2回ひねり下りDouble Back Lay 2/1EIV

D:5.7
E:8.450
Score:14.150

鉄棒はしばしば構成を変えているが、今大会はリューキン(F)やモズニク(E)を入れず安全策で挑んでいる。トカチェフは雄大な実施。終末技はフェドルチェンコ(F)も持っているだけあり余裕を持ってひねり切るが、着地は1歩動く。


#5 ゆか FX


1.前方伸身宙返り5/2ひねりFront Lay 5/2EII
2.後方伸身宙返り7/2ひねりBack Lay 7/2EIII
3.~前方伸身宙返りひねり+ Front Lay 1/2BII(CV:0.1)
4.後方かかえ込み2回宙返り2回ひねりDouble Back 2/1EIII
5.後方伸身宙返り5/2ひねりBack Lay 5/2DIII
6.~前方伸身宙返り2回ひねり+ Front Lay 2/1DII(CV:0.2)
7.シュピンデル・ゴゴラーゼ1/1 Spindle to GogoladzeDI
8.ゴゴラーゼGogoladzeCI
9.後方伸身宙返り2回ひねりBack Lay 2/1CIII
10.後方伸身宙返り3回ひねりBack Lay 3/1DIII

D:6.2
E:8.050
Score:14.250

ゆかは2019年世界選手権と同じ構成。着地の決まり具合は半々といったところ。


#6 あん馬 PH


1.マジャール・シュピンデルLoop 1/1 SpindleDII
2.トン・フェイTong FeiDIII
3.ロスRussian Travel 3/3 360DIII
4.Eフロップ4 FlopsEII
5.逆交差倒立Back Scissor to HdstDI
6.Dコンバイン2 Flops + R180DII
7.開脚マジャールFlair MagyarEIII
8.開脚シバドFlair SivadoEIII
9.一把手上縦向き旋回Pommel LoopBII
10.一把手上縦向き旋回倒立3/3移動下りP Loop to Hdst Travel 3/3DIV

D:6.1
E:8.500
Score:14.600

あん馬もよく構成を変えている。2019年世界選手権と比べると馬端馬背ロシアン1080°転向(D)を抜いてDスコアを抑えている。

Total Score:87.650 (Total D:36.3)
QF Rank:1st



予選では87.650という高得点を出して余裕の1位通過。Dスコアは上げた種目、下げた種目がありますが、トータルでは36.3と自己ベスト。先日の全日本シニア選手権の萱和磨と同じ合計Dスコアとなり、世界トップクラスのものです。

中国のエースとして決勝も盤石かと思われましたが、鉄棒で落下があり2位となっています。実施がとにかく安定している選手だけにまさかの展開となりました。2日間の合計で競う個人総合を制したのは孫煒でした。

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