新型コロナウイルスの影響について(その6)

Impact of the COVID-19 (Part 6)


新型コロナウイルスの感染拡大により、様々な大会が中止または延期となり、中には来年以降の大会が中止や開催辞退に追い込まれる事態も発生しています。一方、オリンピックが開催されるはずだった7~8月が過ぎ、当初の予定どおり、または延期された日程で動き出そうとする大会もあるようです。7月16日の記事以降の状況について、まとめておきます。


デンマーク・コペンハーゲンが開催を辞退した2021年世界選手権ですが、新たな開催地はいまだ決まっていないようです。2021年に東京オリンピックが開催されるとなると、どの国も及び腰になってしまうのは理解できます。

11月には恒例の種目別ワールドカップ・コトブス大会が計画されていましたが、中止となりました。元々、東京オリンピック後の大会ということでどうなるのかよく分かっていませんでしたが、これで2020年の開催はありません。

パシフィックリム選手権は2020年の開催が中止、2021年4月に同じタウランガ(ニュージーランド)で開催される予定になっていましたが、こちらも中止です。

まだまだ先の話のようですが2022年の大会にまで影響は及んでいます。パナマで開催される予定だった中央アメリカ・カリブ海競技大会は開催辞退。同じく2022年にダカール(セネガル)で開催される予定だったユースオリンピックはなんと4年延期。2026年に開催されることになったようです。いずれも体操の大会ではなく総合競技大会であり、このような開催可否の決定もより早いのかもしれません。

一方、ワールドチャレンジカップの中でこれまで情報のなかったソンバトヘイ大会ですが、どうやら予定どおり開催されるようで参加者リストも発表されています。ヨーロッパの国々からそこそこのエントリーがあるようですが、果たして無事開催されるでしょうか。

各大会の状況は以下のとおりです。

● 世界選手権
・世界選手権・コペンハーゲン大会(2021年10月18~24日)⇒開催辞退

● 種目別ワールドカップシリーズ
・バクー大会(3月12~15日)⇒決勝中止
・ドーハ大会(3月18~21日、6月3~6日に延期)⇒中止
・コトブス大会(11月)⇒中止

● 個人総合ワールドカップシリーズ
・シュトゥットガルト大会(3月22日)⇒中止
・バーミンガム大会(3月28日)⇒中止
・東京大会(4月5日)⇒中止

● ワールドチャレンジカップ
・ヴァルナ大会(5月14~17日)⇒延期
・カイロ大会(6月5〜8日)⇒延期
・コペル大会(6月11~14日)⇒中止
・オシエク大会(6月18~21日)⇒延期
・メルスィン大会(6月26~28日)⇒中止
・ソンバトヘイ大会(10月2日~4日)⇒開催

● 大陸選手権
・アフリカ選手権・プレトリア大会(4月1~5日)⇒延期
・オセアニア選手権・タウランガ大会(4月16~18日)⇒中止
・ヨーロッパ選手権・パリ大会(女子4月30日~5月3日)⇒バクーで12月17~20日に開催
・ヨーロッパ選手権・バクー大会(男子5月27~31日)⇒12月9~13日に開催
・アジア選手権・東京大会(5月2~5日)⇒中止
・パンアメリカン選手権・ユタバレー大会(5月7~10日)⇒延期

● 総合競技大会
・中央アメリカ・カリブ海競技大会(2022年)⇒開催辞退
・セネガル・ユースオリンピック(2022年)⇒2026年に延期

● その他の国際大会
・DTBポカール・チームチャレンジ(3月20~22日)⇒中止
・ウクライナインターナショナルカップ(3月28~29日)⇒9月26~27日に開催
・パシフィックリム選手権・タウランガ大会(4月17~19日)⇒中止
・パシフィックリム選手権・タウランガ大会(2021年4月)⇒中止
・スイスカップ(11月8日)⇒中止
・豊田国際(12月5〜6日)⇒中止

● 海外の国内大会
・ロシア選手権(女子3月22~27日、男子4月15~22日)⇒中止
・全英選手権(4月16~19日)⇒中止
・全米選手権(6月4~7日)⇒2021年まで延期
・ロシアカップ(6月27日~7月3日)⇒11~12月に延期を検討中

● 日本の国内大会
・内村航平カップ(3月18日)⇒中止
・全国高校選抜(3月22日)⇒中止
・全日本選手権(4月17~19日)⇒12月10~13日に開催
・NHK杯(5月29~31日)⇒中止
・全日本種目別選手権(6月6~7日)⇒12月10~13日に開催
・全国高校総体(8月20~22日)⇒10月24~25日に代替大会が開催
・全日本学生選手権(8月20~22日)⇒10月19~23日に開催
・全日本ジュニア選手権(9月20~22日)⇒中止
・全日本シニア選手権(9月20~22日)⇒開催
・全日本団体選手権(11月7~8日)⇒中止


国内では全日本シニア選手権の開催がいよいよ今月に迫ってきました。復活を期す内村航平もエントリーする注目度マックスの大会。どうか無事開催されますように。

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