あん馬のショーン直接ベズゴ

Sohn immediate Bezugo on PH


あん馬のショーン直接ベズゴとでも言える新技の練習動画です。実施しているのはあん馬のスペシャリストとして最近注目のステファン・ネドロシック(アメリカ)。



ショーン直接ベズゴ Sohn immediate Bezugo
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対称的な構造を持つショーンとベズゴを直接連続する技という発想は以前からあったと思います。しかし、E難度に復帰したショーンこそよく見られるようになりましたが、ベズゴはほとんど使い手のいない技であり、この連続は非常に難しいものと思われます。単独ではそれぞれE難度の技の組合せということで、難度はG難度くらいになるでしょうか。

このネドロシックの実施はかなりの完成度だと思います。試合での発表を期待したいものです。

この記事へのコメント

  • ロン

    今までもとんでもない演技をしていましたがさらにとんでもない技をやっていますね……ネドロシック選手の今後が楽しみでなりません。この技が新技申請されるのか、新技として認定されるのか気になりますが多分G難度では足りないでしょう、というよりG難度なら新技として認定されるとネドシロック選手としては困ると思います。なぜならこの「ショーン+ベズゴ」をやらずに分けて実施した場合、分ける前の構成の最低の難度の技が評価の対象外になるわけですが、Dスコアが下がるのはその技がD難度以上のときだけです。こう考えるといくらネドシロック選手ほどのスペシャリストと言えどもG難度では「ショーン+ベズゴ」を連続させるメリットはないでしょう。なので最低でもH、繋げることを評価したいならI難度でもいいと感じます。ただいきなりI難度に認定してくれるとも思えないのでちょっと「生まれるのが早すぎた技」にならないかと心配です……
    2020年06月27日 00:17
  • マイコ

    同感ですね、平行棒のゾンダーランドと同じ運命を辿りそうで不安です。
    ネドロシック選手がこの技を使用し続けるに足るだけの
    正当な難度設定がなされることを切に願います。
    2020年06月27日 22:45
  • Ka.Ki.

    >マイコさん
    確かに、平行棒のゾンダーランドの難度は疑問ではありますね。
    2020年06月28日 20:17
  • ユーマォ

    そもそも、新技として一つの技に認められるのでしょうか?
    移動技でもないですし、旋回の軸も変わってしまうので、「別々の技」となりそうな気もします。
    もちろん、難易度が高い技であることは疑う余地が雷無いのですが。
    2020年06月30日 23:35
  • もやし

    ユーマォさんの一つの技として成立するのかという意見についてですが、自分は成立すると思います。

    この技は体の向きが一周し次の体の向きを変える局面では背面支持なので、正面支持から始まり正面支持で終わる事が旋回技の基本的な原則であることを考えると、背面支持から新たな体の向きの回転が加えられているのは技の途中であるとみなすべきだと思うからです。

    逆の順番の組み合わせ(べズゴからショーン)だとべズゴの終了局面が正面支持になってしまうので分割認定となると思います。(フロップのように連続することの価値を認められれば分割を逃れる可能性はあります)
    2020年07月06日 04:02