2020年ワールドカップ・メルボルン大会:種目別鉄棒の演技

2020 Individual Apparatus World Cup Melbourne (AUS) EF HB


2020年種目別ワールドカップ・メルボルン大会:鉄棒の上位選手と日本人選手の演技です。

ZONDERLAND Epke (NED)


1.後方車輪Back GiantAI
2.エンドー1回ひねり大逆手Endo 1/1 to ElDIII
3.カッシーナCassinaGII
4.~コバチ+ KovacsDII(CV:0.2)
5.コールマンKolmanEII
6.~ゲイロード2+ Gaylord2EII(CV:0.2)
7.アドラー1回ひねり逆手Jam 1/1 to UGEIII
8.アドラーひねりJam 1/2DIII
9.後方とび車輪1回ひねりHop 1/1CI
10.後方伸身2回宙返り2回ひねり下りDouble Back Lay 2/1EIV

D:6.7
E:8.200
Score:14.900

得意の構成をしっかりと通して着地も収める。今回はシュタルダー(B)あるいはシュタルダーリバルコ(E)も入れずDスコアは6.7。1位通過した予選はDスコア6.0、Eスコア8.266。難度を上げてもEスコアがほとんど変わらないのはすごい。


KARIMI Milad (KAZ)


1.ヤマワキYamawakiDII
2.カッシーナCassinaGII
3.コバチKovacsDII
4.~コールマン+ KolmanEII(CV:0.2)
5.後方とび車輪1回ひねりHop 1/1CI
6.リバルコRybalkoDI
7.エンドー1回ひねり大逆手Endo 1/1 to ElDIII
8.大逆手車輪Giant ElBI
9.逆手背面車輪Russian GiantCI
10.後方伸身2回宙返り2回ひねり下りDouble Back Lay 2/1EIV

D:6.3
E:8.200
Score:14.500

今大会4種目で決勝に進出し、決勝2日目のこの日は3種目全てで演技するという活躍。コバチ~コールマンの連続を行った後は、大逆手系の技で柔軟さも見せる。着地も止めた。


MORGANS Mitchell (AUS)


1.アドラーひねりJam 1/2DIII
2.カッシーナCassinaGII
3.伸身コバチKovacs LayEII
4.コールマンKolmanEII
5.コバチKovacsDII
6.後方とび車輪1回ひねりHop 1/1CI
7.エンドーEndoBIII
8.アドラーJamCIII
9.大逆手車輪Giant ElBI
10.後方伸身2回宙返り2回ひねり下りDouble Back Lay 2/1EIV

D:6.0
E:8.233
Score:14.233

コバチ系の手放し技を得意とする。いずれは連続技にもチャレンジしてくるか。着地は前に1歩踏み出す。


5th 宮地秀亨 MIYACHI Hidetaka (JPN)


1.後ろ振り上がりひねり倒立Back Uprise 1/2AI
2.ミヤチMiyachiIII
3.ブレットシュナイダーBretschneiderHII
4.カッシーナCassinaGII
5.コールマン〈この後、落下〉KolmanEII
6.アドラー1回ひねり片逆手Jam 1/1 to MGDIII
7.ヤマワキYamawakiDII
8.エンドーEndoBIII
9.アドラーひねりJam 1/2DIII
10.後方伸身2回宙返り1回ひねり下りDouble Back Lay 1/1DIV

D:6.8
E:6.600
Score:13.400

ミヤチ、ブレットシュナイダーを決めるが、コールマンがバーに近くなり振り上がれず落下してしまう。演技再開後はアドラー1回ひねりなども見せていただけに非常に残念。

暫定ランキング Standing
2018/20192019/2020
GERAUSAZEQATGERAUSAZEQATT
1.ZONDERLAND Epke (NED)302530163090
1.宮地秀享 (JPN)25302030301890
3.MORGANS Mitchell (AUS)-1825--2568
4.MACCHINI Carlo (ITA)18-1620--54
5.張成龍 ZHANG Chenglong (CHN)-20181214-52
6.ROSTOV Alexey (RUS)--71820545
18.鈴木大介 (JPN)---14--14



宮地が5位となり、ゾンダーランドに並ばれてしまいました。宮地は残り2大会の出場がなくなり、終戦ということになるようです。実質的にゾンダーランドの出場が決定したと言っていいでしょう。

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