2020年ワールドカップ・メルボルン大会:種目別跳馬の演技

2020 Individual Apparatus World Cup Melbourne (AUS) EF VT


2020年種目別ワールドカップ・メルボルン大会:跳馬の上位選手の演技です。

動画は再生リストになっています。1本目の動画が終わると2本目の動画に続きます。

SHIN Jea-Hwan (KOR)


DEPenScore
1.ヨネクラKasamatsu Lay 5/26.09.1330.115.033
2.ヨー2Hdsp Front Lay 5/25.69.2000.114.700
Total:14.866

1本目はなんとヨネクラ。2本目のヨー2とともに素晴らしい空中姿勢で決める。2本とも着地は横に跳ねて片足ラインオーバーとなるが、Dスコアが効き優勝を果たす。


VEGA LOPEZ Jorge (GUA)


DEPenScore
1.ヨー2Hdsp Front Lay 5/25.69.33314.933
2.ドリッグスKasamatsu Lay 3/25.29.43314.633
Total:14.783

ヨー2とドリッグス、ともに着地はわずかな1歩という見事な跳越を決める。着手時に脚が開いてしまうのは減点要素か。高いEスコアを出すが1位には届かず。


MEDVEDEV Andery (ISR)


DEPenScore
1.ル・ユーフTsukahara Double Pk5.68.80014.400
2.ブラニクHdsp Double Front Pk5.69.10014.700
Total:14.550

ル・ユーフとブラニク、Dスコア5.6の跳越を2本揃える。着地は動いてしまうが、まずまずの2本を跳んで表彰台に登る。

暫定ランキング Standing
2018/20192019/2020
GERAUSAZEQATGERAUSAZEQATT
1.米倉英信 (JPN)2530--201075
1.VEGA LOPEZ Jorge (GUA)20-1030142575
3.SHIN Jea-Hwan (KOR)-2516-163071
4.REMKES Chiristopher (AUS)-202020--60
5.曾為聖 TSENG Wei-Sheng (TPE)167-2518759
5.SHARAMKOU Yahor (BLR)12-1812251659



米倉英信が予選落ちとなり、優勝のシン・ジェファン、2位のベガに迫られる結果となっています。特にベガとはポイントで並んでしまいました。シン・ジェファンも猛追態勢に入っており、最後に誰が笑うのか全く予想が付きません。

この記事へのコメント

  • ロン

    もうヨネクラ-ヨー2を試合で実施できる選手が増えているんですね。1人成功させるとどんどん出てくる印象です。しかし「第二局面が類似の技を行うと減点」というルールはひねり系の得意な選手にとってはやはり大きな障害の様ですね。
    ところでランキングのスコアがFIGのものと違うようですが(米倉選手の得点はFIGのページですと8となっています)出場枠を得た選手の得点は除外して得点を再計算しているのでしょうか。
    2020年02月28日 02:33
  • Ka.Ki.

    お見込みのとおりで、最終的にはこのような形で計算されるであろうというポイント及びランキングになっています。というかFIGがこのようなランキングを出すべきだと思いますが。

    なお、正確には、除外しているのは「種目別ワールドカップシリーズで代表資格を得られない選手」になります。「出場枠を得た選手」というとちょっと誤解を生じてしまいますので。
    2020年02月28日 21:14