本家本元:ベルキ

Originators : Berki


2019年の始めにやったきりだった本家本元。久々の今回はあん馬のベルキ(両把手上横向き旋回1回ひねり(2回以内の旋回で))です。

20191205_01.png

発表者は言わずと知れたあん馬のスペシャリスト、ベルキ・クリスティアン(ハンガリー)です。2010年、2011年、2014年世界選手権の覇者で、2012年ロンドンオリンピックの金メダリスト。動画でも見られるように、交差の大きさは目を見張るものがありました。



両ポメル上のシュピンデルでE難度になりますが、当時は単なる横向き旋回1回ひねり(D)として判定されており、ベルキ本人も新技として実施していたわけではなかったと思います。この技に名前が付きE難度になったのは2017年のルール改訂時です。

本家以外の実施例がほとんどないこの技ですが、日本では谷川翔が良好な実施を見せています。シュピンデル、ブスナリ、開脚縦向き移動と実施し高いDスコアを誇ります。



あん馬の旋回技において手の位置で難度が上がるのは、あん部馬背や両ポメルを挟んだ場合が通常であり、基本的な姿勢とも言える両ポメル上での実施で難度が上がるのは珍しい例だと思います。それだけ両ポメルを掴みながらのシュピンデルが難しいということであり、使い手の少なさがその事実を表していると言えそうです。

この記事へのコメント