2019年世界選手権における競技について

Competition Format of 2019 Worlds


いよいよ2019年世界選手権がドイツ・シュツットガルトで始まります。同様の記事を例年書いていますが、あらためて今回の世界選手権においてどのような競技が行われるのかを簡単にまとめておきたいと思います。


2017年の世界選手権・モントリオール大会では団体戦はありませんでしたが、団体戦がないのは「オリンピックの翌年の世界選手権」だけで、2018年の世界選手権から2020年の東京オリンピックまでは毎年全ての競技が行われます。日程は予選団体決勝個人総合決勝種目別決勝の順で行われ、予選から個人総合決勝までは女子と男子の日程が交互に進行されます。

予選 Qualification
団体決勝個人総合決勝種目別決勝の全ての決勝競技の予選を兼ねる。
● 団体予選は1チーム5人で各種目を4人が演技し、上位3人の得点がチームの得点となる。
⇒5-4-3制といいます。
個人総合決勝に出場を希望する選手は予選で6種目全て演技しなくてはならない。
跳馬の種目別決勝に出場を希望する選手は2つの跳越を実施しなくてはならず、その平均が種目別予選の得点となる。この場合、団体予選、個人総合予選には1本目の跳越の得点が採用される。
● 全ての決勝には予選の得点は持ち越されない。

団体決勝 Team Final
● 団体予選の上位8チームが団体決勝に進出。
● 1チーム5人で各種目を3人が演技し、その3人の得点がチームの得点となる。
⇒5-3-3制といいます。予選と異なり1人のミスも許されません。

個人総合決勝 All Around Final
● 個人総合予選の上位24人が個人総合決勝に進出。ただし、1国からは2人までしか出場できない。

種目別決勝 Appratus Final
● 各種目の予選の上位8人が種目別決勝に進出。ただし、1国からは各種目2人までしか出場できない。
跳馬の種目別決勝では2つの跳越を実施しなくてはならず、その平均が得点となる。
● 演技順は予選の順位により、事前のドローですでに下表のように決定している。
⇒ゆかの種目別決勝であれば、予選3位の選手が決勝で1番目に演技し、予選8位の選手が最後に演技します。

演技順
Order
ゆか
FX
あん馬
PH
つり輪
SR
跳馬
VT
平行棒
PB
鉄棒
HB
1376163
2112471
3687286
4251635
5525744
6434358
7748817
8863522


なお、団体予選に出場できるのは2018年世界選手権団体予選24位までのチームとなります。東京オリンピックには団体として12チームが出場できますが、2018年世界選手権:団体決勝上位3位の中国ロシア日本がすでに団体としての出場を決めており、この3チームを除いた団体予選上位9チームが団体としての出場を決めることになります。

また、個人出場の一部もこの世界選手権で決まり、
・個人総合予選上位12人(1国1人まで)
・種目別決勝 各種目上位3人(1国3人まで)
※いずれも、団体出場資格のある国の選手は対象外
といった基準となっています。

体操競技を観るにあたって欠かすことのできないDスコア、Eスコアなど得点の算出方法については以下の記事を参照していただければと思います。
Dスコアの算出方法
Eスコアの算出方法

この記事へのコメント