2019年ユニバーシアード:種目別跳馬の演技

2019 Universiades Napoli (ITA) EF VT


2019年ナポリ・ユニバーシアード:種目別跳馬の演技です。

KIM Hansol (KOR)


DEPenScore
1.ヨー2Hdsp Front Lay 5/25.69.20014.800
2.ドリッグスKasamatsu Lay 3/25.29.30014.500
Total:14.650

1本目、ヨー2を両足1歩に留めてEスコア9.200を出すと、2本目のドリッグスも同様にまとめ9.300と高いEスコアを揃える。空中姿勢も良好。


SHARAMKOU Yahor (BLR)


DEPenScore
1.ドリッグスKasamatsu Lay 3/25.29.25014.450
2.ローチェHdsp Double Front5.29.1500.114.250
Total:14.350

1本目、ドリッグスを雄大に決める。着地は片足1歩。2本目のローチェも迫力ある跳越を見せるが、片足が大きく動いてラインを割ってしまった。


PORTO Luis (BRA)


DEPenScore
1.シューフェルトYurchenko Lay 5/25.29.20014.400
2.アカピアンKasamatsu Lay 1/14.89.50014.300
Total:14.350

1本目は飛距離のあるシューフェルト。脚の乱れはあるが着地をまとめると、2本目のアカピアンは突き刺さるようにピタリと決める。9.500というEスコアを出した。


4th 谷川航 TANIGAWA Wataru (JPN)


DEPenScore
1.リ・セグァン2Hdsp Double Front Pk 1/26.07.90013.900
2.ロペスKasamatsu Lay 2/15.69.05014.650
Total:14.275

1本目は予選ではブラニク(D:5.6)だったが、決勝ではリ・セグァン2に挑んできた。しかし着地が低くなり前に手を突いてしまう。2本目のロペスも予選では着ピタだったが、後ろに大きく1歩出てしまった。


5th DE LUNA HERNANDEZ Fabian (MEX)


DEPenScore
1.ドリッグスKasamatsu Lay 3/25.29.10014.300
2.ローチェHdsp Double Front5.28.9500.114.050
Total:14.175

1本目、ドリッグスは前に両足1歩。2本目のローチェは前に大きく跳ねて片足がラインを割ってしまう。


6th THORPE Heath (AUS)


DEPenScore
1.伸身ユルチェンコ2回ひねりYurchenko Lay 2/14.89.35014.150
2.ロンダートひねり前転とび前方伸身宙返り1回ひねり RO 1/2 Hdsp Front Lay 1/14.68.9500.113.450
Total:13.800

1本目は伸身ユルチェンコ2回ひねり。余裕のある着地で小さな跳ねに留める。2本目は珍しいロンダートひねりからの前方1回ひねり。姿勢にも乱れがあり、着地も前に大きく1歩踏み出す。


7th GHIUZAN Robert (ROU)


DEPenScore
1.ローチェHdsp Double Front5.27.8000.312.700
2.ドリッグスKasamatsu Lay 3/25.29.0000.313.900
Total:13.300

1本目のローチェで尻もち。ラインは片手と片足で0.3となったか。2本目のドリッグスはまずまずの跳越だったが、横に跳ねて両足がライン外に。2本とも0.3のペナルティとなってしまった。


8th WALTER Marco (SUI)


DEPenScore
1.シューフェルトYurchenko Lay 5/25.29.20014.400
2.アカピアンKasamatsu Lay 1/14.87.6000.312.100
Total:13.250

1本目のシューフェルトは横にずれた着手となったが、ライン内に着地し片足1歩に留める。しかし、2本目で衝撃が。アカピアンが低い着地になると、左足をひねったか転倒したまま起き上がることができず。担架で運ばれることになってしまった。



予選1位通過だった谷川航を始めとして、決勝は大きく順位が入れ替わりました。予選3位のヴァルターはまさかの結果に。次の演技者で待たされたポルトは予選6位でしたが、落ち着いた跳越を見せ表彰台に上がりました。

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