クリストファー・レムケス - 2019年ワールドカップ・メルボルン大会:ゆかの演技

REMKES Chiristopher (AUS)
2019 Individual Apparatus World Cup Melbourne (AUS) EF FX


2019年種目別ワールドカップ・メルボルン大会からクリストファー・レムケス(オーストラリア)のゆかの演技です。

全てのタンブリングが2回宙返りというパワフルな選手。2017年のコトブス大会ですでにシライ3を入れたDスコア6.8の構成を実施していましたが、今大会ではさらに終末技を伸身月面にした6.9としてきました。ゆかで終末技がE難度というのはしばしば見られますが、伸身月面というのは非常に珍しいと思います。

かつては前方着地が課題という印象でしたが、今回はシライ3と伸身月面、2つの後方着地が大きく乱れました。特に最後は手を突いてしまい大きくEスコアが減点されたものと思われます。一方、前方着地はこの演技ではよくまとめており、前方、後方ともに上手く決まればという感があります。難度は非凡なものを持っているだけに実施の研鑽が望まれます。


1.前方伸身宙返り2回ひねりFront Lay 2/1DII
2.~前方かかえ込み2回宙返り+ Double FrontDII(CV:0.2)
3.シライ3Double Back Lay 3/1HIII
4.前方伸身宙返りFront LayBII
5.~前方屈身2回宙返り+ Double Front PkEII(CV:0.1)
6.後方伸身2回宙返り2回ひねりDouble Back Lay 2/1FIII
7.後方かかえ込み2回宙返り2回ひねりDouble Back 2/1EIII
8.フェドルチェンコFedorchenkoCI
9.後ろとびひねり前方かかえ込み2回宙返りArabian DoubleDIII
10.後方伸身2回宙返り1回ひねりDouble Back Lay 1/1EIII

D:6.9
E:6.833
Score:13.733
Rank:7th

この記事へのコメント