2019年ワールドカップ・メルボルン大会:種目別跳馬の演技

2019 Individual Apparatus World Cup Melbourne (AUS) EF VT


2019年種目別ワールドカップ・メルボルン大会:跳馬の演技です。

動画は再生リストになっています。1本目の動画が終わると2本目の動画に続きます。

RADIVILOV Igor (UKR)


DEPenScore
1.ドラグレスクHdsp Double Front 1/25.69.36614.966
2.ル・ユーフTsukahara Double Pk5.69.33314.933
Total:14.949

1本目、ドラグレスクの着地を止めると、2本目のル・ユーフもわずかに跳ねる程度に収め力強いガッツポーズを見せる。会心の2本を揃えた。


FRASCA Loris (FRA)


DEPenScore
1.ロペスKasamatsu Lay 2/15.69.40015.000
2.ドラグレスクHdsp Double Front 1/25.69.20014.800
Total:14.900

1本目、ロペスをわずかなずれで収めてEスコア9.400を出す。2本目のドラグレスクも片足1歩に留める。


CUNNINGHAM Dominick (GBR)


DEPenScore
1.ロンダートひねり前転とび前方伸身宙返り2回ひねり RO 1/2 Hdsp Front Lay 2/15.49.16614.566
2.シライ/キム・ヒフンYurchenko Lay 3/15.69.33314.933
Total:14.749

1本目はロンダートひねりからの2回ひねり。着地わずかに跳ねる。2本目はシライ/キム・ヒフン。片足わずかに動くだけの跳越で高得点を出す。


4th 米倉英信 YONEKURA Hidenobu (JPN)


DEPenScore
1.伸身カサマツ5/2ひねりKasamatsu Lay 5/26.08.52514.525
2.ヨー2Hdsp Front Lay 5/25.69.03314.633
Total:14.579

コトブス大会で決めた伸身カサマツ5/2ひねり、いわゆるロペスハーフを今大会も跳び、後ろに3歩後ずさったが何とか立ってみせた。2本目のヨー2も少し低い着地になったが決める。



ラジヴィロフとフラスカが高得点の跳越を揃え、ともに14.9以上と非常にレベルの高い戦いを見せました。ラジヴィロフはコトブス大会でも平均14.941とここにきて非常に高い安定感を見せ種目別ワールドカップ2連勝。フラスカも3位、2位と好位置に付けています。

この記事へのコメント

  • 伸身ローチェ

    ラジヴィロフ選手の跳躍はドラグレスクでの足の開きはおいておくとして、現実的なレベルでは最高の出来という感じですね。ウクライナは知っている限りではオリンピックの団体出場枠は厳しいはずなので、ここで獲らねば、と気合も入ることでしょう。
    米倉選手のロペスハーフは着手から全体的に乱れがあるみたいですね、やはりそれだけ大変な技ということがうかがい知れます。そしてロペスハーフへの命名競争?もそろそろ決着が着くんでしょうか、最近の米倉選手の実施が取り上げられるか、あるいはもっと前の実施か……
    2019年03月01日 00:31
  • Ka.Ki.

    ウクライナはリオにも団体出場していますし、2018年世界選手権でも予選12位以内に入っていますが、そうなのですか?

    いわゆるロペスハーフは通達が待たれます。米倉選手のコトブス大会の成功で決まりだと思うのですが…。
    2019年03月01日 21:55
  • 伸身ローチェ

    >ウクライナの団体出場枠
    酷い間違いでした。
    申し訳ないです、どこの国かとかも忘れてしまいましたが記憶の取り違えです。
    2019年03月01日 23:20