2018年ワールドチャレンジカップ・パリ大会:種目別平行棒の演技

2018 World Challenge Cup Paris (FRA) EF PB


2018年ワールドチャレンジカップ・パリ大会(フランス国際):種目別平行棒の上位選手と日本人選手の演技です。

田浦誠也 TAURA Seiya (JPN)


1.後ろ振り上がり前方屈身宙返り支持Back Uprise Front Pk to SupDII
2.棒下宙返りひねり倒立Basket 1/2 to HdstEIII
3.棒下宙返り倒立Basket to HdstDIII
4.リチャードFront Uprise DiamidovEII
5.モイMoyCIII
6.チッペルトTippeltDIII
7.前振り上がりひねり倒立Front Uprise 1/2 to HdstEII
8.ピータースBack Toss 1/4 to HdstDI
9.前振りひねり倒立Stützkehr to HdstCI
10.後方屈身2回宙返り下りDouble Back PkDIV

D:6.1
E:8.500
Score:14.600

リチャードや前振り上がりひねり倒立といった日本勢としては珍しい腕支持系のひねり技で積極的に難度を上げている。倒立の決めなど実施も良い。


GOBAUX Julien (FRA)


1.前振り上がりFront UpriseAII
2.後ろ振り倒立Back Swing to HdstAI
3.ヒーリーHealyDI
4.前振りひねり倒立Stützkehr to HdstCI
5.棒下宙返りひねり倒立Basket 1/2 to HdstEIII
6.棒下宙返り倒立Basket to HdstDIII
7.チッペルトTippeltDIII
8.バブサーBhavsarEIII
9.モイMoyCIII
10.前方かかえ込み2回宙返りひねり下りDouble Front 1/2FIV

D:5.6
E:8.800
Score:14.400

トップ10技にA難度が2つ入る構成でDスコアは高くない。その分減点は少なく、着地で大きく1歩ずれた割にはEスコアは高い。


ONDER Ahmet (TUR)


1.棒下振り出し腕支持Drop CastAIII
2.後ろ振り上がり前方屈身宙返り支持Back Uprise Front Pk to SupDII
3.シャルロBasket to 1 Rail HdstEIII
4.単棒ヒーリー1 Rail HealyEI
5.棒下宙返りひねり倒立Basket 1/2 to HdstEIII
6.後方車輪倒立Back Giant to HdstCIII
前方開脚5/4宙返り支持〈失敗〉5/4 Front Strd to Sup
7.伸腕屈身力倒立Pike Press to HdstBI
8.ヒーリーHealyDI
9.前振りひねり倒立Stützkehr to HdstCI
10.前方かかえ込み2回宙返りひねり下りDouble Front 1/2FIV

D:5.8
E:8.000
Score:13.800

シャルロは傾きかけたが堪えて単棒ヒーリーに持ち込む。しかし、開脚前宙の支持(E)に失敗。予定のDスコアは6.2だったか。



Dスコア5.6のゴボーが2位、予定の演技ができなかったオンダーが3位に入るなど、全体的にミスが相次いだ決勝となりました。優勝候補と目されたフェルハット・アリカン(トルコ)もミスで6位となっています。そんな中、確実に自分の演技を通した田浦が優勝。今大会、フランス勢が次々と優勝をさらい日本勢が振るわない中、意地を見せてくれました。

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