マンリケ・ラルドゥエ - 中央アメリカ・カリブ海大会:個人総合の演技

LARDUET Manrique (CUB)
2018 Central American and Caribbean Games Barranquilla (COL) AA


2018年の中央アメリカ・カリブ海競技大会がコロンビアのバランキージャという都市で開催され、個人総合ではマンリケ・ラルドゥエ(キューバ)が優勝しています。その演技を見ていきましょう。

#1 ゆか FX


1.前方伸身宙返り2回ひねりFront Lay 2/1DII
2.~前方伸身宙返り1回ひねり+ Front Lay 1/1CII(CV:0.1)
3.後方かかえ込み2回宙返り2回ひねりDouble Back 2/1EIII
4.前方屈身2回宙返りDouble Front PkEII
5.前方かかえ込み2回宙返りひねりDouble Front 1/2EII
6.フェドルチェンコFedorchenkoCI
7.開脚座から力十字倒立Split Press to Japanese HdstCI
8.後方伸身宙返り5/2ひねりBack Lay 5/2DIII
9.~前方かかえ込み宙返り1回ひねり+ Front 1/1BII(CV:0.1)
10.後ろとびひねり前方かかえ込み2回宙返りひねりArabian Double 1/2DIII

D:6.0
E:7.000
Pen:0.3
Score:12.700

Dスコアこそ2017年世界選手権の時と同じだが、構成は全く異なったものとなっている。あの特徴的な後方伸身ダブルひねり(E)が見られなくなったのは残念。新月面は余裕があり素晴らしかったが、続く前方屈身ダブルで大きく跳ねて1回転してしまった。


#2 あん馬 PH


1.正交差倒立Front Scissor to HdstDI
2.横向き旋回CircleAII
3.Dフロップ3 FlopsDII
4.Dコンバイン2 Flops + R180DII
5.ロスRussian Travel 3/3 360DIII
6.馬端馬背ロシアン1080°転向Leather Russian 1080DII
7.トン・フェイTong FeiDIII
8.マジャールMagyarDIII
9.シバドSivadoDIII
10.一把手上縦向き旋回倒立3/3移動下りP Loop to Hdst Travel 3/3DIV

D:5.7
E:7.950
Score:13.650

あん馬は従来どおりのDスコア5.7。ロスで少し乱れた以外はおおむね安定した旋回を見せ、終末技もスムーズに決める。


#3 つり輪 SR


1.後ろ振り上がり中水平支持Back Uprise to MalteseEIII
2.押し上げ上水平支持Press to PlancheDII
3.アザリアンBack Roll to CrossDII
4.ヤマワキYamawakiCI
5.屈身ヤマワキYamawaki PkDI
6.後ろ振り上がり倒立Back Uprise to HdstCI
7.ホンマ十字懸垂Whippet to CrossDIII
8.後ろ振り上がり上水平支持Back Uprise to PlancheDIII
9.ほん転逆上がり倒立Felge to HdstCI
10.後方かかえ込み2回宙返り2回ひねり下りDouble Back 2/1EIV

D:5.9
E:8.550
Score:14.450

後転中水平(F)を入れたDスコア6.1の構成も持つが、今大会では難度を少し抑えている。新月面の着地をピタリと止めた。


#4 跳馬 VT


DEPenScore
ドラグレスクHdsp Double Front 1/25.69.40015.000

跳馬は安定のドラグレスク。こちらも着地を見事に決め、余裕のダンスを見せる。


#5 平行棒 PB


1.後ろ振り上がり前方屈身宙返り支持Back Uprise Front Pk to SupDII
2.棒下宙返り倒立Basket to HdstDIII
3.棒下宙返りひねり倒立Basket 1/2 to HdstEIII
4.後方車輪倒立Back Giant to HdstCIII
5.前方開脚5/4宙返り腕支持5/4 Front StrdDI
6.ヒーリーHealyDI
7.バブサーBhavsarEIII
8.チッペルトTippeltDIII
9.前振りひねり倒立Stützkehr to HdstCI
10.前方かかえ込み2回宙返りひねり下りDouble Front 1/2FIV

D:6.2
E:8.700
Score:14.900

種目別ではマクーツ(E)を入れたDスコア6.4の構成を見せており、平行棒も難度を少し抑えている。相変わらず開脚前宙の高さが素晴らしい。ここでも着地を止める。


#6 鉄棒 HB


1.伸身トカチェフTkatchev LayDII
2.トカチェフTkatchevCII
3.~リンチ+ LynchDII(CV:0.1)
4.アドラー1回ひねり逆手Jam 1/1 to UGEIII
5.アドラーひねりJam 1/2DIII
6.シュタルダーとび3/2ひねり片大逆手Stalder Hop 3/2 to MGDIII
7.ツォウ・リミンZou LiminCI
8.後方とび車輪1回ひねりHop 1/1CI
9.シュタルダーStalderBIII
10.フェドルチェンコDouble Back Lay 3/1FIV

D:5.9
E:8.200
Score:14.100

鉄棒も種目別ではモズニク(E)を入れたDスコア6.3の構成を見せているが、個人総合では余裕を持った構成としている。どんな時でもフェドルチェンコで下りてくる力があるのは素晴らしい。

Total Score:84.800 (Total D:35.3)
Rank:1st



つり輪、平行棒、鉄棒で難度を抑えていますが、予選1位のホシマール・カルボ(コロンビア)が5種目目以降を棄権したこともあり、決勝では余裕の優勝となりました。同じキューバのランディ・レルーが2位に入りワンツーフィニッシュの個人総合となっています。

これでも合計Dスコアは35.3と十分高いですが、つり輪を本来の6.1、平行棒、鉄棒は種目別で見せた構成とすると、合計Dスコアは36.1と大台に乗せてくることになります。実施も高いレベルを持つ選手だけに今後も目が離せそうにありません。

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