李智凱 - 2018年ワールドチャレンジカップ・オシエク大会:あん馬の演技

LEE Chih-Kai (TPE)
2018 World Challenge Cup Osijek (CRO) EF PH


2018年ワールドチャレンジカップ・オシエク大会、あん馬優勝の李智凱(台湾)の演技です。

ワールドカップ・バクー大会ではF難度のケイハを入れるものの終末技がC難度、翌週のドーハ大会では終末技はD難度でしたがC難度のケイハ2だったため、Dスコアはともに6.0でした。そして今回、フル構成となるDスコア6.3の演技を完遂してみせました。

雄大な開脚旋回でEスコアも9点台に乗せ、決定点は2位に1点の差を付けるという圧勝。今年に入りワールドカップはメルボルン、バクー、ドーハと3大会続いて2位でしたが、ついに表彰台の頂点に立ちました。


1.逆交差倒立Back Scissor to HdstDI
2.下向き逆移動倒立3/3移動下ろして旋回Back Stöckli to Hdst 3/3 Lower to FlairEII
3.ケイハFlair 1/1 Spindle outside PommelsFII
4.両把手を挟んで横向き旋回Flair outside PommelsBII
5.アイヒホルンFlair 1/1 Spindle Travel and ReturnEII
6.横向き旋回1回ひねりFlair 1/1 SpindleDII
7.1回の旋回で正面横移動Front Hop Travel 3/3CIII
8.開脚マジャールFlair MagyarEIII
9.開脚シバドFlair SivadoEIII
10.下向き逆移動倒立3/3移動下りBack Stöckli to Hdst Travel 3/3DIV

D:6.3
E:9.033
Score:15.333
Rank:1st

この記事へのコメント

  • こっこ

    李智凱選手の鞍馬は旋回の腰が高いからか倒立への持ち込みが非常にスムーズに見えますし、演技全体としても無駄な旋回が少なくすっきりしていますので個人的にとても好きな演技です。
    2018年05月31日 16:54
  • ななし

    全ての技を開脚で行う。
    一種の革命ですね。
    ホントカッコイイ。しかも実施も素晴らしい。
    全ての技を開脚で行ったのはリーチーカイさんが世界初なのでしょうか?

    しかし鞍馬は何回見ても技が分からない。
    アイヒホルンなんて初めて聞いたけど、どれがアイヒホルンかも分からない。
    2018年06月01日 02:14
  • Ka.Ki.

    >こっこさん
    李智凱選手の旋回倒立技はとてもスムーズで見ていて気持ちいいですよね。全体的な質の高さはEスコアにもよく表れていると思います。
    2018年06月01日 20:53