2018年ワールドカップ・ドーハ大会:種目別跳馬の演技

2018 Individual Apparatus World Cup Doha (QAT) EF VT


2018年種目別ワールドカップ・ドーハ大会:跳馬の上位選手と日本人選手の演技です。

RADIVILOV Igor (UKR)


DEPenScore
1.ドラグレスクHdsp Double Front 1/25.69.13314.733
2.ル・ユーフTsukahara Double Pk5.68.9660.114.466
Total:14.599

1本目、ドラグレスクは片足小さな1歩に収める。2本目、ル・ユーフは片足がライン外に着地したうえ、後ろに大きく乱れるが、Dスコア5.6の跳越を2本持つ強みを存分に発揮して優勝を果たす。


QU Ruiyang (CHN)


DEPenScore
1.ロペスKasamatsu Lay 2/15.69.30014.900
2.前転とび前方伸身宙返り2回ひねりHdsp Front Lay 2/15.29.03314.233
Total:14.566

1本目はロペス。両足1歩跳ねるだけのいい跳越を見せる。2本目の2回ひねりは前に大きく1歩出るが、空中姿勢などは良好でまずまずのEスコアを出す。


ARICAN Ferhat (TUR)


DEPenScore
1.ドリッグスKasamatsu Lay 3/25.29.36614.566
2.ローチェHdsp Double Front5.29.30014.500
Total:14.533

自身の名が付いた跳越を持つが、見られなくなってしまったのは残念。Dスコア5.2の跳越を2本、ともに着地をまとめる。


8th 佐藤巧 SATO Takumi (JPN)


DEPenScore
1.ロペスKasamatsu Lay 2/15.67.8000.313.100
2.前転とび前方伸身宙返り2回ひねりHdsp Front Lay 2/15.29.40014.600
Total:13.850

動画は9:32から、またはこちらから。1本目、ロペスに挑むが、低い着地になり尻もちを突いてライン外に飛び出してしまう。2本目はほぼ着地を止める。



ラジヴィロフが前日のつり輪に続いて跳馬でも優勝。2017年のルール改訂により、ひねり系2本の選手は難度的にどうしても不利になってしまいます。アリカンの3位を見ても、1本は2回宙返り系のの跳越を持つことが有利であることが分かります。

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