2018年ワールドカップ・メルボルン大会:種目別あん馬の演技

2018 Individual Apparatus World Cup Melbourne (AUS) EF PH


2018年種目別ワールドカップ・メルボルン大会:あん馬の上位選手と日本人選手の演技です。

KURBANOV Nariman (KAZ)


1.ミクラックMikulakDI
2.横向き旋回CircleAII
3.ドリッグスDriggsEIII
4.クルバノフKurbanovEIII
5.ニン・レイエス2Nin Reyes2EIII
6.Eコンバイン2 Flops + R360EII
7.ショーンSohnEII
8.Eフロップ4 FlopsEII
9.トン・フェイTong FeiDIII
10.一把手上縦向き旋回倒立3/3移動下りP Loop to Hdst Travel 3/3DIV

D:6.3
E:8.633
Score:14.933

2017年世界選手権・モントリオール大会で「両把手を越えて縦向き後ろ移動」を発表し、自身の名前を付けた。世界選手権では終末技が決まらないなど大きくDスコアを落としていたが、今大会ではしっかりと演技を通してきた。


LEE Chih-Kai (TPE)


1.逆交差倒立Back Scissor to HdstDI
2.下向き逆移動倒立3/3移動下ろして旋回Back Stöckli to Hdst 3/3 Lower to FlairEII
3.両把手を挟んで横向き旋回Flair outside PommelsBII
4.ケイハ2Flair 1/2 Spindle outside PommelsCII
5.アイヒホルンFlair 1/1 Spindle Travel and ReturnEII
6.横向き旋回1回ひねりFlair 1/1 SpindleDII
7.1回の旋回で正面横移動Front Hop Travel 3/3CIII
8.開脚マジャールFlair MagyarEIII
9.開脚シバドFlair SivadoEIII
10.下向き逆移動倒立3/3移動下りBack Stöckli to Hdst Travel 3/3DIV

D:6.0
E:8.833
Score:14.833

2017年台北ユニバーシアードで優勝したときとは技の順番が一部変わっている。予選1位で今回も高いEスコアを出すが、Dスコアとの合計でクルバノフに及ばず。


REMKES Christopher (AUS)


1.逆交差倒立Back Scissor to HdstDI
2.一把手上縦向き旋回倒立1回ひねり3/3移動下ろして開脚支持P Loop to Hdst 3/3 360 Lower to SupEII
3.縦向き後ろ移動(2/3)Back Loop Travel 2/3BIII
4.Eフロップ4 FlopsEII
5.Dコンバイン2 Flops + R180DII
6.馬端馬背ロシアン1080°転向Leather Russian 1080DII
7.マジャールMagyarDIII
8.シバドSivadoDIII
9.一把手上縦向き旋回Pommel LoopBII
10.一把手上縦向き旋回倒立3/3移動下りP Loop to Hdst Travel 3/3DIV

D:5.8
E:7.600
Score:13.400

ゆかと跳馬のスペシャリストだが、あん馬も頑張る。旋回はやや安定性に欠けるが、落下することなく演技を通して3位に入った。


4th 亀山耕平 KAMEYAMA Kohei (JPN)


1.ブスナリBusnariFII
2.一把手上縦向き旋回〈Eコンバインに失敗、落下〉Pommel LoopBII
3.ショーンSohnEII
4.正交差倒立Front Scissor to HdstDI
5.あん部馬背ロシアン720°転向Russian 720 btw PommelsDII
6.Eフロップ4 FlopsEII
7.トン・フェイTong FeiDIII
8.ウ・グォニアンRussian Travel 3/3 720EIII
9.ロスRussian Travel 3/3 360DIII
10.DSA倒立3/3移動下りDSA to Hdst Travel 3/3DIV

D:6.3
E:7.066
Score:13.366

ブスナリから入るが、その後のコンバインで落下。2016年まではEコンバインで認定されていたと思われるが、現在は次の技につなげないと成立しないため、B難度のループのみ認定されたものと思われる。ショーンを取り入れるなど大きく構成を変えて挑んだだけに残念。


6th 武田一志 TAKEDA Kazuyuki (JPN)


1.逆交差倒立Back Scissor to HdstDI
2.正交差倒立Front Scissor to HdstDI
3.Dフロップ3 FlopsDII
4.Dコンバイン2 Flops + R180DII
5.シュテクリBDSBBII
6.縦向き後ろ移動(2/3)〈この後、落下〉Back Loop Travel 2/3BIII
7.開脚マジャールFlair MagyarEIII
8.開脚シバドFlair SivadoEIII
9.縦向き前移動(1/2)Front Loop Travel 1/2BIII
10.下向き逆移動倒立3/3移動下りBack Stöckli to Hdst Travel 3/3DIV

D:5.6
E:6.833
Score:12.433

ルール改訂で格上げになる前から開脚マジャールとシバドを使っているが、そこに入ろうとしたところで惜しくも落下してしまう。



クルバノフと李智凱が見事な演技を見せましたが、日本人を始めその他の選手には落下が相次いでしまいました。Gコンバインを持つ翁浩(中国)にも落下が出て7位となっています。

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