2017 Toyota International (Day 1) Report
2017年豊田国際1日目のレポートです。
#1 ゆか FX
白井健三がDスコア7.2の構成をミスなく通し15.800で圧勝。16点台が出るかとすら思わせた。谷川航もラインオーバーこそあったがDスコア6.0を安定した実施で通して2位に入った。
3位はジェレミー・バーソロメウス(カナダ)。序盤にアラビアンダブル(D)や後方3回ひねり(D)というユニークな構成を見せた。佐藤巧は14.400を出したがオープン参加のため順位は付かず。
D | E | Pen | Score | |
白井健三 SHIRAI Kenzo (JPN) | 7.2 | 8.600 | 15.800 | |
谷川航 TANIGAWA Wataru (JPN) | 6.0 | 8.700 | 0.1 | 14.600 |
BERTHOLOMEUSZ Jeremy (CAN) | 5.4 | 8.175 | 0.3 | 13.275 |
#2 あん馬 PH
杉野正尭がGコンバインを入れたDスコア6.6の構成を通して優勝。後半にフロップ(E)やショーン(E)がくる異色の構成。サイードレザ・ケイハ(イラン)も開脚旋回を多用した独特の構成で会場を沸かせる。ピネーロ(D)、ケイハ2(C)、アイヒホルン(E)などを見せていた。
亀山耕平もDスコア6.1の構成だったが、ウ・グォニアンで脚が割れるなど実施減点を伴った。出場選手が5人という少々寂しいエントリーとなったあん馬だったが十分に見応えがあった。
D | E | Pen | Score | |
杉野正尭 SUGINO Takaaki (JPN) | 6.6 | 8.250 | 14.850 | |
KEIKHA Saeedreza (IRI) | 6.1 | 8.175 | 14.275 | |
亀山耕平 KAMEYAMA Kohei (JPN) | 6.1 | 7.925 | 14.025 |
#3 つり輪 SR
陳智郁(台湾)がDスコア6.1の構成かつ安定した実施を見せる。先に演技した武田一志もいい実施だったがDスコア5.9と抑えめの構成でありわずか0.050まくられてしまった。
3位には谷川航。振動倒立で乱れがあったが、後転中水平(F)を取り入れDスコア6.0と大きく難度を上げていた。つり輪でもオープン参加の佐藤巧が14.050を出していた。
D | E | Pen | Score | |
CHEN Chih-Yu (TPE) | 6.1 | 8.450 | 14.550 | |
武田一志 TAKEDA Kazuyuki (JPN) | 5.9 | 8.600 | 14.500 | |
谷川航 TANIGAWA Wataru (JPN) | 6.0 | 7.900 | 13.900 |
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