2017年世界選手権:種目別平行棒の演技

2017 Worlds Montreal (CAN) EF PB


2017年世界選手権・モントリオール大会:種目別平行棒の演技です。



ZOU Jingyuan (CHN)

1.ツォラキディスFront Uprise MakutsGII
2.ヒーリーHealyDI
3.リチャードFront Uprise DiamidovEII
4.後方車輪倒立Back Giant to HdstCIII
5.棒下宙返りひねり倒立Basket 1/2 to HdstEIII
6.棒下宙返り倒立Basket to HdstDIII
7.ササキ5/4 Front Strd to HangEI
8.バブサーBhavsarEIII
9.チッペルトTippeltDIII
10.前方かかえ込み2回宙返りひねり下りDouble Front 1/2FIV

D:6.8
E:9.100
Score:15.900

動画は6:26から、またはこちらから。予選はDスコア6.6に抑えていたが、決勝は世界最高となるDスコア6.8の構成を持ってきた。技の順番を微妙に変えてヒーリーを序盤に入れている。実施も非の打ちどころがなく、Eスコア9.100、決定点15.900という高得点を出す。


VERNIAIEV Oleg (UKR)

1.後ろ振り上がり前方屈身宙返り支持Back Uprise Front Pk to SupDII
2.棒下宙返りひねり倒立Basket 1/2 to HdstEIII
3.シャルロBasket to 1 Rail HdstEIII
4.単棒ヒーリー1 Rail HealyEI
5.マクーツMakutsEI
6.チッペルトTippeltDIII
7.バブサーBhavsarEIII
8.ヒーリーHealyDI
9.ピータースBack Toss 1/4 to HdstDI
10.前方かかえ込み2回宙返りひねり下りDouble Front 1/2FIV

D:6.7
E:9.133
Score:15.833

動画は23:28から、またはこちらから。気合の入った演技。個人総合でバランスを崩したシャルロもしっかり決めて、安定した実施で通し切る。着地もピタリと止めた。


BELYAVSKIY David (RUS)

1.棒下宙返り倒立Basket to HdstDIII
2.リチャードFront Uprise DiamidovEII
3.前振り上がりひねり倒立Front Uprise 1/2 to HdstEII
4.チッペルトTippeltDIII
5.バブサーBhavsarEIII
6.後ろ振り上がり前方屈身宙返り支持Back Uprise Front Pk to SupDII
7.ヒーリーHealyDI
8.ピータースBack Toss 1/4 to HdstDI
9.前振りひねり倒立Stützkehr to HdstCI
10.前方かかえ込み2回宙返りひねり下りDouble Front 1/2FIV

D:6.4
E:8.866
Score:15.266

動画は13:28から、またはこちらから。リチャードの角度がやや不足した程度で、それ以外は良好な実施を見せる。着地も止める。


4th LARDUET Manrique (CUB)

1.後ろ振り上がり前方屈身宙返り支持Back Uprise Front Pk to SupDII
2.棒下宙返り倒立Basket to HdstDIII
3.棒下宙返りひねり倒立Basket 1/2 to HdstEIII
4.マクーツMakutsEI
5.ヒーリーHealyDI
6.前方開脚5/4宙返り腕支持5/4 Front StrdDI
7.バブサーBhavsarEIII
8.チッペルトTippeltDIII
9.前振りひねり倒立Stützkehr to HdstCI
10.前方かかえ込み2回宙返りひねり下りDouble Front 1/2FIV

D:6.4
E:8.766
Score:15.166

動画は31:36から、またはこちらから。開脚前宙の高さが素晴らしい。着地は動く。


5th LIN Chaopan (CHN)

1.後ろ振り上がり前方屈身宙返り支持Back Uprise Front Pk to SupDII
2.ドミトリエンコDimitrenkoEII
3.棒下宙返りひねり倒立Basket 1/2 to HdstEIII
4.棒下宙返り倒立Basket to HdstDIII
5.車輪ディアミドフGiant DiamidovDIII
6.ササキ5/4 Front Strd to HangEI
7.バブサーBhavsarEIII
8.チッペルトTippeltDIII
9.ヒーリーHealyDI
10.後方屈身2回宙返り下りDouble Back PkDIV

D:6.4
E:8.733
Score:15.133

動画は10:00から、またはこちらから。個人総合のときと同じDスコア6.4の構成。安定した実施で着地も止める。


6th BRAEGGER Pablo (SUI)

1.逆上がりひねり倒立Felge 1/2 to HdstEIV
2.棒下宙返り倒立Basket to HdstDIII
3.バブサーBhavsarEIII
4.チッペルトTippeltDIII
5.マクーツMakutsEI
6.ヒーリーHealyDI
7.後ろ振り上がり前方屈身宙返り支持Back Uprise Front Pk to SupDII
8.ディアミドフひねり5/4 Diamidov to 1/4DI
9.前振りひねり倒立Stützkehr to HdstCI
10.前方かかえ込み2回宙返りひねり下りDouble Front 1/2FIV

D:6.4
E:8.333
Score:14.733

動画は16:34から、またはこちらから。棒端外向きの逆上がりから入る。いわゆるホンマで肘が緩み、後ろ振りの腰が折れた。着地も1歩動く。


7th NGUYEN Marcel (GER)

1.前振り上がりFront UpriseAII
2.マクーツMakutsEI
3.ドミトリエンコDimitrenkoEII
4.モリスエMorisueDI
5.棒下宙返り倒立Basket to HdstDIII
6.棒下宙返りひねり倒立Basket 1/2 to HdstEIII
7.後方車輪倒立Back Giant to HdstCIII
8.ベーレBelleDIII
9.ヒーリーHealyDI
10.カトウ・ヒロユキDouble Back 1/1GIV

D:6.2
E:8.500
Score:14.700

動画は27:16から、またはこちらから。予選はDスコア6.5だったが、決勝は車輪ディアミドフ(D)を抜いて6.2になった。棒下ひねり倒立が流れたため入れられなかったか。しかし最後はカトウ・ヒロユキで下りて意地を見せる。


8th ARICAN Ferhat (TUR)

1.後ろ振り上がり前方屈身宙返り支持Back Uprise Front Pk to SupDII
2.シャルロBasket to 1 Rail HdstEIII
3.単棒ヒーリー1 Rail HealyEI
4.棒下宙返りひねり倒立Basket 1/2 to HdstEIII
5.マクーツMakutsEI
6.ヒーリーHealyDI
7.ディアミドフDiamidovCI
8.後方車輪倒立Back Giant to HdstCIII
9.前振りひねり倒立Stützkehr to HdstCI
10.前方かかえ込み2回宙返りひねり下りDouble Front 1/2FIV

D:6.3
E:7.800
Score:14.100

動画は20:08から、またはこちらから。シャルロでバランスを崩すが堪えて単棒ヒーリーに持っていった。車輪でも体がバーに当たるミスが出る。



どの選手もほとんど目立ったミスなく演技を通し、レベルの高い決勝となりました。決勝進出者のDスコアは6.4が平均的なレベルですが、鄒敬園やベルニャイエフといった一部の選手が高い難度を持っているのは、あん馬とよく似た状況となっています。

最初の演技者である鄒敬園がいきなり15.900を出し、誰も敵わないかと思われましたが、ベルニャイエフが肉薄して意地を見せました。今大会、あまり満足のいく演技ができていなかったと思いますが、最後にいい演技ができたのではないでしょうか。Dスコア6.4が4人いましたが、ベルヤフスキーが実施で頭一つ抜き出て3位に入りました。

この記事へのコメント

  • toolucky

    今回の世界選手権、私はこの金メダルのZOU選手の演技が一番の衝撃でした。
    正確さと美しさ、特に肘曲がりが全く無い棒下倒立、膝の開きが全く無い前方2回宙返りひねり下りが素晴らしいと思いました。
    この選手、19歳ですよね。
    本当にビックリしました。
    2017年10月16日 23:53
  • Ka.Ki.

    鄒敬園選手の演技は素晴らしかったですね。一方でベルニャイエフ選手の猛追にも驚かされました。素晴らしい戦いが見られたと思います。
    2017年10月17日 20:55