鉄棒の伸身ゲイロード

Gayload Lay on HB


この8月、ついに伸身ゲイロードに成功した動画がアップされ、ネット上で大きな話題になりました。実施したのはカール・ミーダー(アメリカ)という選手です。



伸身ゲイロード Gayload Lay
20170819_01.png

これはもうついに出たかの一言です。若干膝の曲がりはありますが、素晴らしい高さでバーを越え、伸身姿勢を保ったまま再びバーを握っています。難度はF難度以上になるでしょう。これは是非とも試合で見せてほしいものです。

アメリカ代表のクリス・ブルックスがアップした別角度からの動画がこちら。



人類は夢のフジマキ(伸身ゲイロード1回ひねり)に一歩近づいたようです。

この記事へのコメント

  • ナダル

    通常のゲイロードよりも手を離すのを遅くして対応してますね。
    このタイミングだとキャッチがギリギリですね。

    難度は気になりますね。
    個人的にはH難度はあってもいいと思います。
    2017年08月19日 23:04
  • ぺガン

    腰から足の振りがきかない背面からでよく
    伸身姿勢で回しきれたのが驚異です。
    ゲイロード系の技は最高ですね。
    興奮します。
    2017年08月20日 00:43
  • あき

    ひねって、ゲイロード2にした方がキャッチし易いかもですね
    2017年08月20日 11:03
  • Ka.Ki.

    >ナダルさん
    やはり伸身でバーをとび越すとなるとそうなるのでしょうか。

    すごい技ではありますが、ここでいきなりH難度だとひねりが入ったときにとんでもないことになってしまうのではと思いました。
    2017年08月20日 21:43
  • Ka.Ki.

    >ぺガンさん
    コバチ系の技がここまで発展した中、ゲイロード系が停滞しているのはまさにそこなのでしょうね。
    2017年08月20日 21:43
  • Ka.Ki.

    >あきさん
    ペガンではなくてですか?
    2017年08月20日 21:44
  • ぺガン

    管理人様
    返信有り難う御座います。
    背面車輪は回転力、上昇力が通常の車輪に比べ
    得られないし、バーを離手後の自分の最大上昇地点
    がつかみにくいので選手からしたら恐怖倍増ですね。
    個人的にはヤマワキとゲイロードが同じ難度なのは
    首を傾げざるえないです。
    ヤマワキは捌き方次第では最初から最後までバーが
    見えてますし。後処理に関しても選手によっては
    車輪に繋げることも可能なことも含めて。
    ゲイロードは抱え込みですら選手によっては
    力で強引に車輪にもっていく場面があるので。
    2017年08月20日 23:23
  • ユーマォ

    本当に「ついに!」ですね!
    改めて実施を観ると、伸身コバチの何倍も難しく見えます。

    願わくば、世界大会で成功し、名前が付く技になって欲しいですね!
    そして、それが内村航平だったら、「フジマキってダメっすか?」とか聞いてくれるんじゃ・・・と妄想(笑)
    2017年08月21日 08:03
  • 初心者

    前にもこんなこと書いた気はしますが前方系の伸身宙返りって
    相当困難なんだなあってのが改めて分かりますね
    床の伸身ダブルも出そうで全然できる気配ない(屈伸リューキンとかが下手したら先にきそう)ですからね。
    降り技だと伸身の2宙がありますがやってる人ほぼ見ないですからね・・
    2017年08月21日 11:58
  • Ka.Ki.

    >ぺガンさん
    >バーを離手後の自分の最大上昇地点がつかみにくいので恐怖倍増ですね。
    なるほどです。

    モズニク系もそうですが、バーを引くようにして強引に振り上がる捌きはよく目にしますね。
    2017年08月21日 20:51
  • Ka.Ki.

    >ユーマォさん
    是非名前を残してもらいたいですが、国際大会に出ないといけませんからね。アメリカはオリジナル技を持っていながら機会を得られない選手が少なくない気がします。
    2017年08月21日 20:56
  • Ka.Ki.

    >初心者さん
    前方の伸身2回宙返り下りは見ないですね。
    2017年08月21日 20:56
  • 十兵衛

    伸身ゲイロード1回ひねりと言えば、藤巻はそれを会得するためにまず「バーを越えて前方伸身2回宙返り1回ひねり下り」を実施していましたがあれは実在する技なのでしょうか?
    藤巻は世界でもほとんどやられていない技と言っていたので実在すると思っていたのですが、動画も情報も見つからないです…
    2017年08月27日 00:29
  • Ka.Ki.

    現在の難度表にはありません。おそらくこれまで実施例もないのではないかと思います。

    旧サイトの頃にも同様の話題が以下の記事のコメント欄でありましたので、よろしければご覧ください。
    http://gymnastik.exblog.jp/24585593/
    2017年08月27日 22:11
  • 十兵衛

    ご回答ありがとうございます!
    やはり架空の技なんですね。
    ですが教えていただいた過去記事の動画でバーを越えて1/2ひねり、バーを越えずに3/2ひねりといった実施例があるのであれば、今後バーを越えて3/2ひねりで実施もありそうな気がします(願望)。
    2017年08月28日 02:33
  • Ka.Ki.

    世界選手権などの予選動画を見ていると、意外と今でもバーを越えて前方系で下りる選手がいるんですよね。期待したいですね。
    2017年08月28日 21:59
  • ユーリ

    初めてコメントさせていただきます。
    最近NHKで内村選手が出演されている番組を見て以来、昔大好きだった「ガンバ!fly high」が再び読みたくてたまらなくなり、単行本全巻揃え直して読みまくっているところです。
    ちょうどそんな折りでしたから、ついに伸身ゲイロードの実現!と聞いて、もう本当に信じられない!!!と驚きの気持ちでいっぱいです。
    つい最近までカッシーナの存在さえ知らず、カッシーナがあるなら何でその逆のフジマキⅡはまだないんだろう?とどシロウトなことを考えておりましたが、フジマキⅡは本当にとてつもなく難しい技なんですね。
    最近の体操の高度化には驚愕するばかりで、本当に漫画の世界のように感じてしまいます。こうなってくると、未だに実現しそうでされていない伝説の技の数々を、一体いつ誰が発表してくれるのかとても楽しみです。(作中においては、アンドレアノフコーチの息子が、2016年以降にフジマキⅡを実現させる二人目の選手になりそうな締め方でしたが、現実でも近い将来そうなるのでは?!!と思わせてくれそうな展開ですね。)
    ですが、今ではFやG難度を付けられている技の中にも、かなり前から存在していたものがあるのはこれもビックリです。体操の技は、時代とともに高度化していったというイメージがあるので。
    これからも、こちらのサイトで勉強させていただきたいと思います。
    2017年09月09日 03:06
  • Ka.Ki.

    コメントありがとうございます。『ガンバ!Fly high』大人買いですか。いいですね。

    今日の技の進化は本当にすごいですね。伸身ブレットシュナイダーなんてもうマンガ以上なんじゃないかと思います。

    D難度くらいまでしかなかった頃に発表され、その後難度の拡張とともに格上げされていった技も少なくないですね。ゆかのリューキンや平行棒のカトウ・ヒロユキあたりがその代表的な技でしょうか。
    2017年09月09日 22:21