跳馬のリ・セグァン1回ひねり

Kasamatsu Double 1/1 on VT


今日は跳馬の驚異的新技、リ・セグァン1回ひねりの練習動画です。実施しているのはニキータ・ナゴルニー(ロシア)。ゆかではリューキン(後方かかえ込み3回宙返り)も実施する注目の選手です。

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リ・セグァン1回ひねり Kasamatsu Double 1/1
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その動きをできるだけ正確に表記すると「側転とび1/4ひねり前方かかえ込み宙返りひねり後方かかえ込み宙返り1回ひねり」ということになるでしょうか。カサマツの入りからの2回宙返り、その間に1回ひねる跳越ということになります。また、ツカハラの入りから2回宙返り2回ひねりでも同じ扱いになるはずです。

原則として1/2ひねりあたり0.4上昇する跳馬の価値点の設定からすると、この跳越は現在最高価値点であるリ・セグァンの6.0より0.8高い6.8ということになるはずです。

ここまでくると伸身宙返りのひねり系では太刀打ちできない価値点になってきます。例えば、シライ/キム・ヒフン(伸身ユルチェンコ3回ひねり)の価値点は5.6。よって、伸身ユルチェンコ系で6.8を出そうとすると4回半という常識外れの回数ひねらなくてはならなくなってしまいます。

このリ・セグァン1回ひねりが発表される日が来たときには、このような価値点のバランスも問題になってくるのではないかと思う次第です。

この記事へのコメント

  • 伸身ローチェ

    これはとんでもない跳躍ですね、規則通りなら「4宙」より価値点が0.2高いことに…
    ひねり技との価値の差はもうひねり系の技の価値の上がり方を加速度的にするほかないと思います。今でもリ・セグァンとシライ2の価値点が同じことには違和感を感じています。
    まあリ・セグァンはいつぞやのルール改正で優遇されたばかりですしそれをまた下げるとおかしいことになる感じがします。
    せめて3回半ひねりからは0.6ずつ価値点が増えるとかしないと実情に合ってないかもと、未経験ながら思います。
    また安易なスコアのキャップのような制限を付けるのもどうかと思います。ほんの一握りの「超人」が金メダルを独占するような嫌いはありますがそれだけのパフォーマンスをしていると考えているので。
    ただこの人もう着地できそうですね…進化が早すぎる…
    2017年08月17日 21:37
  • 棒下ゾンダーランド

    メリサニディス2回ひねりをやっている選手もいますし
    3回宙の技は伸身のひねり技との価値点のバランスが難しいですね。
    伸身の技はヤンハクソン選手が3回半ひねっているのを
    見たことがありますが、それ以上のひねりは考えられないですね。
    2017年08月17日 22:04
  • ユーマォ

    カサマツムーンサルトというか、ツカハラ新月面というか・・・
    ちょっと前まで「リ・セグァンすげー!」てなっていたのに(いや、今でもすごいんですけどね)、技の進化はすごいですね。(もっといえば、そのちょっと前はドラグレスクやロペスがメダルレベルの技でした。)
    同じ事は鉄棒とかでも言えて、アテネでは「コールマンすげー!」、ロンドンの時には「カッシーナすげー!」ってなっていたのに、今や「伸身ブレットシュナイダー」ですから・・・。
    だんだん発想が追い付けなくなっています(苦笑)
    2017年08月18日 16:13
  • Ka.Ki.

    >伸身ローチェさん
    そうなんですよ。この人もう着地できそうなんですよね(笑)。すごいです。

    あの「4宙」の7.0はとりあえずという感じの判定でしたし、その後禁止になってしまったので、今となってはどれほど妥当だったのかよく分からないと思っています。

    ひねり系の価値点の上がり方を変えるというのは面白いですね。実際にやるとなるといろいろ難しい面もでてきそうですが。跳馬の価値点は本当に悩ましいです。
    2017年08月20日 21:31
  • Ka.Ki.

    >棒下ゾンダーランドさん
    メリサニディス2回ひねりも練習動画が出ていますね。まずは1回ひねりの発表を待ちわびています。

    前転とびで3回半ひねりだと、ユルチェンコで4回ひねりで現在の価値点は6.4。確かにそれ以上はちょっと想像できないですね。
    2017年08月20日 21:33
  • Ka.Ki.

    >ユーマォさん
    10点満点制の廃止によるところも大きいかと思いますが、近年の技の進化は本当にすごいですね。難度がH、Iとどんどん新設されていくことがどうかと思うこともありますが。
    2017年08月20日 21:38
  • 初心者

    見た目はもうちょい高さあれば着地できそうとも取れなくないですが
    この人の跳馬の実力でどんな感じですかね?(無知ですみません・・・)
    去年の世界選手権のファイナリストではありましたが6.4の跳躍はなかったので
    リセグァンにしても、実施が良くないと言われてる本人より上手い跳躍できる人がほぼ見ないので、発表されて成功されたら0.8差がついても仕方ないって感じもしてきました・・・(減点はちゃんと厳しく取ってほしいですが)
    2017年08月24日 15:08
  • Ka.Ki.

    2015年ヨーロッパ選手権では優勝していますね。まぁいろんな新技の練習動画をアップしている選手なので実現性がどれほどのものかは分かりませんが。ただ、6.0を超える跳越で今現在可能性が高いのはこのリ・セグァンの発展技ではないかとも思っています。
    2017年08月24日 21:22