マキシム・ジェントジェス - 2017年ヨーロッパ選手権:鉄棒の演技

GENTGES Maxime (BEL)
2017 Europeans Cluj-Napoca (ROU) AA HB


2017年ヨーロッパ選手権・クルジュナポカ大会:個人総合からマキシム・ジェンジェス(ベルギー)の鉄棒の演技です。

2017年のルール改訂で格上げになったピアッティを足裏支持回転から実施しています。ピアッティは難度表では「(ほん転or足裏支持回転orシュタルダー)から開脚トカチェフ」と表記されていますが、シュタルダーからの実施が大半で、足裏支持回転からは非常にレアだと思います。

そもそも今日の鉄棒においては足裏支持回転自体が珍しいと言えます。女子の段違い平行棒では今でもポピュラーですし、かつては男子の鉄棒でも行われていた足裏支持回転ですが、現在の採点規則には「難度表に記載のない足裏支持の技は認められない(ピアッティ系を除く)」と明記されており、今やピアッティでしか見ることのできない動きになっています。


1.ヤマワキYamawakiDII
2.エンドーEndoBIII
3.コバチKovacsDII
4.ピアッティPiattiDII
5.シュタルダーひねり大逆手Stalder Higgins to ElCIII
6.アドラーJamCIII
7.大逆手車輪Giant ElBI
8.逆手背面車輪Russian GiantCI
9.シュタルダーStalderBIII
10.後方伸身2回宙返り1回ひねり下りDouble Back Lay 1/1DIV

D:5.1
E:7.600
Score:12.700

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